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Freeway Flyer Tranny's!?
2008/01/20

ナンだいそりゃ!??とか言わないで下さい・・・。

要するに「高速道路を楽に走らせる事が出来るミッション」って事です。
最近USAのWebサイトでもよく目にするようになっています。

バグスポHPでもしつこいぐらいに書いていますので「また同じ事かよ・・・」と言わずにお付き合い下さい。

空冷VWsのミッションは大きく分けて3種類あります。T−1,〜67’2,3,KGに多く使われている「113」、’68〜’75T−2に使われていた「002」、’76〜T−2に使われていた「093」と言う型式のミッションに分別されるわけです。
113ミッションは、さらに「スイングアクスル」「IRS」に別れ、車種別&エンジンの排気量によってギア比の設定が変わるといったぐあいに非常に複雑なのですよ・・・。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ本題の「Freeway Flyer Tranny's」です。
主に’50s〜’60sのVWsに用いられる事が多いわけですが、デフのギア比を高速用(4.125or3.875)に変更&4速ギアを(0.82)に変更したミッションを「Freeway Flyer Tranny's」と言っています。

「4速0.82」??と思う方はかなり詳しい方です!
「4速0.82」とは〜’67までのBUSに使われていたオリジナルのギア比なんですよ!!

ちなみにBUSのオリジナルギア比を書きますと
1st 3.8
2nd 2.06
3rd 1.21
4th 0.82
R&P 4.375
となります。

もの凄く簡単に言ってしまうと、この数字が小さくなると高速用、大きくなると低速用と思って下さい。
T−1系の4速ギアのほとんどは「0.89」か「0.93」ですからBUS用の「0.82」は高速用に設定されていたのですね。(写真右の歯数を見て下さいね)
大陸から来たBUS達のほとんどはエンジン&ミッションの載せ替えが行われていますので、オリジナルのミッションは滅多にお目にかかれませんが、貴重?なBUS用4速ギアをご覧下さい。

今回作業中のミッションがこの「Freeway Flyer Tranny's」仕様にしますので、細かい内容は後ほどお伝えしましょう。

クランクケースのモディファイ!??
2008/01/15

今日のお話はモディファイじゃ〜ありません・・・。

おNewのケースで気をつけるところは、先ずバリ取りでしょう。「バリ?」そうです、「もなか」や「たいやき」のまわりに飛び出しているアレでございます。

ある程度は取ってありますが、よーーーく見ると写真中央のようなモノがポロリと・・・指で触っただけで取れちゃいました・・・。
走行中にこんな大きなものがポロリと落ちたら・・・ギャ〜〜〜ですよね。

写真右はリフターホールのテーパー溝を均一に削りなおしてます。 なぜか片寄ってるんですよね・・・気持ちの問題ですから、今回のエンジンにはさして意味はありません。

回るモンだけじゃない!
2008/01/14

昨日一昨日とクランクシャフトのバランスをお伝えしてきましたが、バランスが必要なのはクルクル回るものだけじゃありません!

クランクシャフトとピストンを繋ぐ「腕」をコンロットと言います。
このコンロットとピストンの重量も出来れば同じウェイトにしたほうが良いわけです。
ジャーマンのロットでもウェイトのバラつきは結構あるもので、バグスポでは大小分解した状態でウェイトを合わせています。
ピストンも同様で、今回1番軽いものと重いものでは7gの差がありました。
作業は重いものを削って軽いものに重量を合わせるだけ・・・言葉では簡単ですが、やはり薄くなりそう・・・(爆)

「エンジンチューニング」なんて言うと早く走らせる為のものと思われがちですが、部品の製造誤差を無くしてやる事も立派な「チューニング」なんです!
製造メーカー様は「こっからここまではOK!]と言う許容範囲を定めていますのでどうしても製造誤差は出てくるわけですね・・・。今の日本車ってどうなんだろうと・・・素朴な疑問が・・・たぶん少ないんだろうな・・・。

有料ですから全てのエンジンに施行しているわけじゃありませんが、ご要望があれば行っています。

クランクシャフトのモディファイPart−2
2008/01/13

昨日は「8ピン加工」までお伝えしましたクランクシャフトのモディファイ、今日は「回転バランス」について少々お話しましょうか。

クルクル回るものには全て回転バランスが必要です。
タイヤ&ホイール交換時には必ずホイールバランスをとるでしょ? ホイールバランスが崩れてくると「ある速度になるとハンドルがブルブル振れてしまう」なんて経験した方もいるでしょう。
アレと一緒です!

ホイールバランスは鉛のウェイトをホイールに付けてバランスをとりますが、クランクシャフト&フライホイールにはウェイトなんか付けられませんので一番重い部分を削るかドリルにて切削してウェイトを減らしバランスをとっていきます。
写真左&中央の矢印部がドリルで削った穴ですね。

写真右はダイナミックバランスに出すクランク&フライホイールです。
もちろんオリジナルのままでもウェイトバランスは取ってありますが、ダイナミックバランスとはクランク&フライホイールをトータルで見直しバランスの“精度”を上げる事とお考え下さい。
結果はまた後日ご紹介します!

クランクシャフトのモディファイPart−1
2008/01/12

人間で言えば「背骨」にあたるクランクシャフトのモディファイを数回に分けてお伝えします。

今日はフライホイールとの勘合部分の補強です。

オリジナルのクランクシャフトは写真左にように「4ピン」ですが、ちょっとパワーのあるエンジンには強度不足になります。
そこでこのピンを4本増やして「8ピン」に加工します。もちろんフライホイール側も「8ピン」用に穴を追加するのですが、この穴あけ作業、非常に気を使います・・・。

した穴を少し小さめのキリで開け、ストレートリーマで少しずつ広げていきます。“いい塩梅”はピンを入れたときに「クックッ」と入ってくれるぐらい・・・言葉で言うのは簡単ですが、神経磨り減ります・・・(笑)

次回は洗浄の終わったクランク&フライホイールのダイナミックバランスをお伝えします。

これイイかも!
2008/01/11

今年一発目の“ちゃんとした”Newsです!

FLAT−4さんよりリリースされました「マックススパークローター」これイイかもです!!

長年使われたローター&ハイボルテージのイグニッションにした場合ローターの抵抗部に「焼損」が出る事がありました。
写真中央の矢印部分のクラックはその初期症状なのです。

写真右はローターの抵抗値ですが、オリジナルでは約5kΩの抵抗を持たせてあります。
この抵抗は何の為かといいますと、AMラジオのノイズ防止が主な理由です。
つまり無くても機能上の影響はまったくありません。(AM好きな方スミマセン・・・)
以前Y’sカップに参戦している時には「永井電子」のローターを加工して使っていました。永井電子のは抵抗が無かったんですよ!

MSDのデスビを使っている方には関係ありませんが、009愛用者には嬉しいアイテムです!!

ローストビーフ!
2008/01/07

新年一発目のNewsはこれしかないでしょう!

「美味しいロースビーフの作り方!」です。
毎年暮れに作っているんですが、昨年は非常に良いできでした!!

約1300gのオージービーフのかたまり(もも肉です)を、まずはお掃除、余分な脂身、スジなどを取り除きタコ糸でシバキます。
注意:この場合「縛り方」へのこだわりはありません!(爆)

注意2:高い肉もいりません。ちなみに今回使ったブロックで¥1,260でした。

下味は岩塩&荒引きのブラックペッパーをよ〜くすり込み、深めな切り込みの中ににんにくのスライスを埋め込みます。 丸ごとより潰したものか、スライスの方が良いようです。

サラダ油にて表面をキツネ色になるまで焼き、肉汁を閉じもめます。

そしてこれからが一番難しい焼きに入ります!

続きは↓

ローストビーフ!
2008/01/07

約200度に暖めたオーブンにてA面を20分、ひっくり返した後オイルを塗ってから約10分焼いてからアルミホイールに包んで荒熱を冷ます。

薄くスライスしますと“ロゼ色”のローストビーフの出来上がり!

上出来!!

’08明けましておめでとうございます!
2008/01/01

皆さま、’08明けましておめでとうございます!

今年もスタッフ共々、皆さまのお役に立てるような仕事が出来るよう頑張りたいと思いますので、昨年同様宜しくお願いいたします。

新年7日より通常営業にもどります!

ヒーターブランケット入荷!
2007/12/27

今月の初めにご紹介してそのままになっていた「ヒーターブランケット」が入荷いたしました!(12/01のNewsStandをご覧下さい)

電気毛布並みに暖かくなる訳ではありませんが、無いと有るとじゃ大違いでしょう!!

特にBUSのオーナー様にはお勧めです。

ヒーターブランケット ¥4,800

スゴッ!
2007/12/25

「CURRENT PROJECTS」のページでご紹介しています’58BUGですが、来年で満50歳だというのにホントに錆がありません!

両サイドのピラーはドライそのもの!!
バッテリー下もご覧のとおりです。

ベース車輌を選ぶ際に気をつけなければいけないのが錆&腐食&事故歴ですが、このようなドライな状態でしたら100点満点ですね!

耳タコ仕上げ編!
2007/12/24

今回使用した防錆剤は4種類。
ウルトのアンダーコート、チッピングコート、シャーシブラック、ラスガードと、場所や目的によって使い分けます。

表面処理も大切ですが、水が回りやすい場所や溜まりやすい場所にはラスガードがとても有効です!
サイドメンバー内、フロントマスク内は長いノズルを使い中まで吹き込むようにします。

費用は掛かりますが、錆びてパネルを張りかえるより安上がりです!

耳にタコ・・・!?
2007/12/23

ナンて言わないで下さい。

年内最後の車検整備、15Wです。
写真の通り下回りは“スッピン”でございます!
しかもコンディションは「Aランク」&「5つ星」と言ってもいいでしょう。

しかし・・・このままでは日本の気候では数年でサビサビになってしまいます。
今回お客様の依頼で防錆処理を行うことになりました。

処理後の写真は明日にでもUPいたしますので、今日の写真と見比べてください。

けっこう重要ですよ!
2007/12/23

オリジナルシフトレバーのシフトポジションを決める重要なプレートです。

写真のように摩耗、変形、逆さ組みなどありますと、ギアの入りが悪かったり、セカンドシフト時にリバースに行ってしまい「ギィーーー」なんて事になります。

写真中央は溶接跡があり、さらに摩耗していたプレートです。写真右は修整後のプレート!

「ナンかシフトに違和感があるなぁ〜」と思う方、先ずはこのあたりを点検してみて下さい。

Let's Play VWs Vol,31発売!
2007/12/21

「Let's Play VWs Vol,31」が18日に発売になっています!

Great Vintage、Volkswagen life style、Let's play VWs jamboreeなど海外のVWシーン&&ニッポンのVWsシーンと内容は盛りだくさんです。

そして今回の号にはバグスポのお客様「’57OVALさん」と「’66YANASEモンさま」の2台を掲載していただきました。

まだ買われていない方、明日本屋さんにGooooo!

フロントミッションマウントのリペアー 〜’59TYPE−1
2007/12/20

先日もお伝えしました〜’59シャーシのマウントリペアーが完成!

終わってみると、ボルト1本分下に下がり、厚みが少々薄くなっただけです・・・・が!実際にエンジンを載せてみると、マフラーの位置はご覧のとおりバッチリでした!!

使用パーツは、「ミッションマウントリペアーパネル」「BUS用ノーズコーン&ホッケースティック」「BUS用ミッションマウント」だけです。
コレで見た目の違和感は無く、乗っても静かなクルマになりましたよ!

自己満足・・・!??確かにそうかもしれませんが、拘らなくてはいけない所だと確信しました!!

’53〜’60デスビにPick−up!
2007/12/17

毎度お馴染みWAKOテクニカルさんの「LA−700]フルトランジスター点火装置を、’53〜’60のデストリビューターに組み込みました!

もちろん12V&6Vどちらでも使用OKですが、Pick−upを固定するさいに多少の加工が必要で、お客様のデスビをお預かりして加工&組み込みを行うようになります。

加工費用は約¥9,000前後見て下さい。

残すは’61〜’64のデスビに組み込めれば、全機種に取り付けが出切る事になります。
結果はまたご報告しますね!

糸ノコかっ!?
2007/12/15

古い年式のVWsにはミッション横のアクセルケーブルガイドチューブが付いていません。

長年の使用によってミッションケースの横を「ギコギコ」と、まるで糸ノコで切ったようになっています・・・。
ケーブルの噛み込みや、切れの原因にもなりかねません。

解消するにはFLAT−4さんの品番DR−678「アクセルガイドチューブ66−ON」を取り付ければOK!

ただし、BUSの場合はチューブが長くなってしまい、アクセルケーブルがたわんでしまいますから加工が必要です。

フロントミッションマウントのリペアー
2007/12/13

’59年までのBUS&’60年までのT−1とカルマンギアの場合、高年式ミッションに載せ変える時に問題なのがフロントのミッションマウントです。

スチールマウントを使うとノイズがボディーに響きまくります・・・。
T−1&KGはBUS用のノーズコーンに交換する方法もありますが、コレまたエンジンの取り付け位置が下に下がると言う弊害がありました。

BUSの場合はスチールマウントを溶接していました。
今回作業中の’57BUSはというと・・・ボルトを2本溶接してオリジナルマウントを使用していました。
オリジナルマウントを使うのは良いことですが、コレでは強度的に問題ありますよね・・・。

ナニか良い方法はないかと日頃思ってはいたのですが、今回新しい方法を考えました!!

右写真は「医龍」ではありません!(爆)

続きは↓↓↓

フロントミッションマウントのリペアー
2007/12/13

使用するのはFLAT−4さんで取り扱っている’61〜’72T−1用のミッションマウントリペアーパネルです。

もちろん加工無しでは取り付けできません。
ダミーのミッションケース&エンジンケースを固定して位置出しを行います。
位置出しさえ出来れば後は「ジィジィ〜〜」と溶接すればOK!!

オリジナルのミッションマウントを使用できますから、ミッションのノイズも気になりませんよ!
何より安全だと思います!!

最近試している事
2007/12/11

スイングアクスルのミッションの場合、アクスルシャフトのリテーナープレートの裏側がせり上がり、オイル漏れを起こしている事が有ります。(写真左の→穴部)

オリジナルでは小さめなウェーブワッシャー&ナットで取り付けられているのですが、ミッションのサイドカバーとの間にはクリアランス調整用のガスケットが数枚入っている為、ナットが掛かる穴の周りのガスケットが潰れてリテーナープレートがせり上がってしまう訳・・・。

そこで最近は組み付けのさい、ハイテンションの厚めなワッシャー&ナットを使用しています。この部分の面圧が安定して「せり上がり」は起こりづらいはずですから!

もしこの部分からのオイル漏れがあるようでしたら、リテーナープレートの「せり上がり」が考えられますので、早めの修理をお勧めします!!

毎年楽しみにしております!
2007/12/10

昨日、FLAT−4さまよりお歳暮を頂きました!

ワインのラベルをご覧下さい。
毎年ラベルのデザインが変わるのですが、今年は小森社長のコレクション「1953 Dannenhour and Stauss」でした!カッコイーーーー!!

実は毎年楽しみにしておりまして、飲み終わったボトルをコレクションしています。

小森社長、スタッフの皆々様、今年も大変お世話になりました!来年も宜しくお願い致します!!

バックギアのお話
2007/12/09

今日はVWネタに戻ります!

写真左はリバース用のカウンターギアと言って、シフトレバーをバックに入れた時に直接動くギアです。
左のNEWギアに比べて右のOLDギアは「歯」の幅が違うでしょ? これ削れて薄くなっているわけです。

セカンドにシフトアップ&ダウンする時にリバース側にレバーが動いて「ギィーーー」ってギア鳴りが出ていることはありませんか?その結果がコレです・・・。
原因のほとんどはシフトレバーの位置が狂っている事にあり、特に社外のシフターに変更している場合に多く見られます。
写真中央の→部がカウンターギアのフォークで、バックに入れた時左方向にスライドしてギアが噛むようになっています。その時に「ギィーーー」と鳴るわけ・・・。

そんな症状が出ているようでしたら、早めに修理して下さいね!

写真右はおNEWにしたノーズコーンです。
古い年式のVWsトランスミッションにはバックランプスイッチが付いていませんが、このノーズコーンをおNEWにする事によって取り付けが可能になります。
特にBUSはバックランプが欲しいものですよね!
ミッションを降ろすような作業の時に一緒に作業すれば、シフトレバーと連動してバックランプが点くようになりますよ!

ハタハタ!
2007/12/08

今日はこの時季美味しいお魚をご紹介しましょう!

秋田名物「ハタハタ」です。
この時季メスのハタハタには「ブリコ」と言って卵がビッシリ入っていて、滑りのある食感がたまりません!
八百屋のお勧めは「味噌焼き」が美味いと思います。
焼き上げるチョイト手前で「特製味噌?」を塗り香ばしく焼き上げ、美味しいお酒と一緒に頂く・・・たまらん!

秋田名物ではありますが、八百屋がお取り寄せしているのは山形県酒田市にある「菅原鮮魚店」さんです。
かなり大振りなハタハタをいつも送ってくれます!

お問い合わせはこちら!
http://www2.ocn.ne.jp/~sugasen/index.html

TOYOTA CUP 2007!
2007/12/07

いよいよ今夜から始まります!

2年連続で行ったのに今年は・・・テレビ観戦いたします。

今夜勝った方が「浦和レッズ」と対戦なんですから見逃せません!

ローダウンしたBUSにお勧め!?
2007/12/04

直足にしたBUSの場合、マフラーの取り回しは頭の痛い問題です・・・。

バグスポで数回行った作業ですが、T−1用のハイマウントマフラーを加工して取り付けると、ロードクリアランスが稼げます!

ついでにエクスチェンジャーとのジョイント部をフランジングすればしっかりします!!

マフラーを目立たせたくない方にもお勧めですよ。

ただのステーじゃありません!
2007/12/02

冬になると頭がイタイのがアイシングです。
ガソリンが気化する時に空気中の水分がキャブレターの内壁に凍りつく現象を「アイシング」と言うのですが、もともと寒い国であるドイツ車ですからしっかり対策はなされていました。

キャブレターの取り付けられているインテークマニホールドの下側に、左右にまたがるように付いているパイプがヒートライザーパイプと言って、このパイプの中を排気ガスが通るようになっているのです。
排気ガスの熱によってマニホールドを暖める事でアイシング対策が施されていたわけです。

オリジナルのマフラーにはヒートライザーに繋がるパイプが出ていて、排気ガスが一方向に流れるような構造になっています。タバコの煙を吹き込むと・・・ご覧のようにポォ〜〜と出てくるでしょ!

ヒートライザーの機能&オリジナルエアークリーナーのホットエアーパイプがキチンと繋がっている場合、アイシングは起きずらいはずです。
ところが・・・ヒートライザーパイプ内部がカーボンで詰まってしまい、排気ガスが通らなくなっている事が多いのです。
マフラーがオリジナルではなく、クワイエットのようなエキパイに変更されていても排気ガスの方向性を持たせていないために、ヒートライザーの中を排気ガスが上手く流れてくれません。

やはりオリジナルに優る物無し!なのですが、“CalLook”が好きな方は、どうしてもマフラーは変更したいものです・・・。
まぁ〜アイシングとは上手く付き合っていかなければならないって事なんでしょうかね・・・。

12Vヒーターブランケット!
2007/12/01

いよいよ冬本番となってきました!

今日ご紹介するのはシガーソケットからの電源でポッカポカ!になる「ヒーターブランケット」です。

隙間風の多いアーリーバス、ヒーターレスの硬派な方にはもってこいでしょ!
これで今年の冬は寒さ知らず!?

彼女、奥様へのクリスマスプレゼントっていうのもイイでしょうね。

販売予価¥5,000前後になります。

写真のモデルさんにはキレイなおねぇ〜ちゃんの“オミアシ”を使いたかったのですが、残念ながら該当者無しの為、今回はウチのHIRO君でした・・・(爆)

大陸型ミッションの怖いトコ・・・
2007/11/30

今までにも何回か書いてますが、「ブルータスお前もか・・・」ミッションのお話です。

今日本を走っているBUSのほとんどは、大陸からお船に乗って来たものです。
日本とは比べ物にならないぐらいの走行距離を走っているわけで、大半のBUSはエンジン&ミッションがリビルトに変更されています。

今回作業中のBUSミッションもご多分に漏れずリビルトミッションに変更されていました。
ギア廻りはとってもキレイ&ほぼおNEWのシンクロリング、スライダー廻りもGOOD!
ところがです・・・インターミディエイトハウジングはというと、メインシャフトベアリングホールは段付き摩耗(水色矢印)が進み再使用不可でした・・・。
シフトロッドホールはブッシング加工がなされているのに、ナンで肝心のベアリングホールがそのまま理解に苦しみますね・・・。
大陸型ミッションの全てがそうとは言いません!言いませんが、確率は高いです。

軽合金(マグネシウム合金)のミッションケースの泣き所がココなんです。
メーカーも40年以上も持たせるつもりでは作っていなかったでしょうし、走行距離も数十万マイル走ってからの事は想定外だったと思います。
日本で走っていたVWsとの大きな違いが走行距離です。せいぜい10万〜20万Km程度しか走っていない日本型ミッションにはベアリングホールの摩耗はほとんど見られません。
メイン&ピニオンシャフトの支持部のベアリングなんですから、ここにガタがあっては・・・怖いですね。

ミッションのO/H時には必ずチェックしなければならない部分です!
写真右は日本型ミッションのインターミディエイトハウジングを、ブラスト処理&3−4速シフトロッドホールのブッシング加工&ナットの座面をスポットフェース加工をしました。ベアリングホールは?もちろんGOODですよ!

オルタネーターO/H
2007/11/30

前回のデスビに続き、今日はオルタネーターのO/Hです!

発電能力にはナニも問題は無くても、回転軸のベアリングがガタガタでは音も出ますね・・・。

空冷VWsの発電機はジェネレーター(直流発電機)とオルタネーター(交流発電機)の2種類ですが、問題なのは空冷エンジンの「命」とも言うべきクーリングファンの取り付けもこの同じ軸上に付けられるって事なんです。

あのデッカイ“クーリングファン”を支えているのですから、ガタも出てきますよね・・・。
でも安心!!このベアリングは国産品でも問題なく手に入りますし、交換もさほど面倒ではありません。

「エンジンかけるとナンだかガァ〜ガァ〜うるさい・・・」と言う場合、このベアリングの可能性がありあります。
早めの修理をお勧めいたします!

デストリビューターO/H
2007/11/27

最近この作業が多くなってきました!

キャブレターやデスビなどの補機類がキチンと作動していなくては、せっかくO/Hしたエンジンも調子はでません。

オリジナルのデスビの場合、進角装置の固着やアースコードの切れ、ガバナの固着などさまざまなトラブルが出ているものです。
今ではBOSCH009も入手が困難になっていますから、シングルキャブにはバキューム進角付きのデスビを使用しています。そんな時にはO/Hが欠かせません!
年々作業量が増えてきています・・・。

フルトラIGNにするにしても、デスビ本体の機能はちゃんとしていなくてはダメです。
「最近エンジンの吹けが悪い・・・」なんて場合は、一度デスビのチェックもしてみるといいですよ!

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