Bug Spot店長自らがお届けするDaily NEW速報
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ピーマンの種!その2
2008/05/29

シンクロギアに摩耗があった2ndギア、在庫で持っていた物と比較してみると・・・。

写真左が摩耗しているギア、写真中央が正常なギアです。

やはり比較してしまうと使えませんね・・・。

ミッションの中身、良し悪しの結果が出るのは車載して走らせてみてからです。試運転の時に「ゲッ!」って事にならないよう、キッチリ点検しなければなりません!

しかし・・・ミッションの作業で一番難しいのがこの良し悪しの判断です。
写真右のスライダーリングの溝幅みたいに測定数値で判断できるものはよいのですが、今回のようなギアの摩耗は測定できる物ではなく、見た目で判断しなければなりません・・・。
ちなみにスライダーリングは合格点です!4mm幅のリングですが、新品でも4.1mmぐらいはありますから、ほぼ摩耗は無いということです。

自分をどこまで信じる事が出来るか・・・コレが全てです・・・。

どうする・・・?このままでイイのか??・・・いやダメだろう・・・自問自答の作業が続きます。

ピーマンの種!
2008/05/27

洗浄した各ギア、スライダー、ベアリング(ピーマンの種!?)を点検しています。

写真左、ミッションの中身をならべてみました!
組み込まれてしまうと判りずらいですが、こうして広げてみるとけっこうな数ですよね!!

そのまま行けるかと思ったセカンドギアですが、シンクロギア部に摩耗が進んでいるような・・・もうちょっと点検してみます。

過去そのまま使えたためしの無いスライダーフォークですが、今回のミッションは行けそうです!リングの摩耗がなければそのままGoooooo!!

ピーマンの芯!
2008/05/26

ピニオン&メインシャフトを分解!

ギア、スライダー、ベアリングの点検を行いました。

ピニオンギアは合格!!

しかし・・・2ndのシンクロリングが3分割に・・・。
今までにも数回経験していますが、こればっかりは分解してみなくちゃ判りません。

シンクロハブは問題ありませんので、ギアはそのまま行きます!

ピーマンの皮!
2008/05/25

昨日分解した“ピーマンミッション”のケースを洗浄しました。

LATE BUSミッションのケースは4分割に分かれますので、計8コのオイル&泥まみれのケースを洗浄するには意外と時間が掛かります。

写真中央はノーズコーンの裏側で、矢印の部分が要チェックポイントになります。
ここが段付き磨耗している場合、そのほとんどがミディエイトハウジングのベアリングホールにガタがあります。

今回2基共に段付き摩耗はありませんでした!優秀!!

ミディエイトハウジングのベアリングホール、シフトロッドの穴も摩耗の確認を行います。

国産ピーマン×2!?
2008/05/24

ご契約いただいています’68BUS&’71WestyのミッションO/Hの準備を始めました。

ご用意したのは「国産ピーマン」です!
ガワが大きい割りに中身はビートルと同じようなシャフト&ギアのためスッカスカで、“親愛なるメダカ師匠”が「ピーマン」と命名されました。

このピーマンミッションは、“皮!?”に問題がある事が多く、今までの経験ではその半数に加工が必要でした。
アメリカ産のピーマンに比べ残留農薬は少ないはずですから、何事もなく作業が進みますように・・・ナムナム。

メダカ師匠さま>この“透けてるガスケット”が付いているとホッとしませんか?(爆)

走る、曲がる、止まる!
2008/05/23

「CURRENT PROJECTS」のページでご紹介しています’58BUGの足廻りの写真です。

展示車輌ではない限りクルマは走る道具です。

見た目のキレイさも大切ですが、それ以上に大切なのがこの「走る、曲がる、止まる」の作業がどこまでされているかです。

フロントの足廻りだけでも数十種類のパーツで構成されていますし、リアの足廻りはミッションからのアクスルシャフトもその構成パーツになっています。

車検から車検まで、ナニもなくお乗りいただけるのが理想ですから、ウチのHIROが心を込めて整備しています。

デフの打刻
2008/05/19

昨日に続いて打刻のお話です。

デフのリングギアに打刻されている「G831」の意味は今日の「CURRENT PROJECTS」のページに書きましたが、ギアの種類を補足で書いて見ますね。

本国生産の空冷VWsに使われていたギアは、Gマークの「GLEASON」とKマークの「KLINGELNBEAG」の2種類が有りました。

ミッションによって使い分けていたわけではなく、どちらが組まれているかは分解してみないと判りません。

ドラッグレースの世界ではGマークの「GLEASON」を好んで使っていますが、やはり強度的に違いがあるのでしょうか・・・。長年のレース経験から来た「先人達の知恵」と理解しています。
去年、BEARSさんのレースカーミッションをO/Hした時も「GRLEASON」のリング&ピニオンを探して交換しました。

しかし、「KLINGELNBEAG」だからといって街乗りで壊れてしまうわけではありませんから、これはひとつの情報としてお考え下さいね。

そして今でも新品として手に入る、ブラジル製のR&Pと3種類のギアが有るわけですが、ミッション&デフのお話は書き始めたら数時間は掛ってしまうほど奥が深い・・・また時折ご紹介しますね。

製造年!・・・賞味期限!?
2008/05/18

VWsのフューエルセンディングユニットやスピードメーターには製造年月を示す打刻が打ってあります。

写真は仕上げ中の’58BUGに取り付ける予定のセンディングですが「3.59」とは1959年3月という意味です。

何のために打ってあるのか・・・???賞味期限があるわけじゃないのにね・・・。

知ってる方います?

掃除もメンテナンスのひとつです!
2008/05/17

T−1、3、KGは運転席側のセンタートンネルに沿ってブレーキパイプが取り付けられています。

カーペットやラバーマットで普段は目にする事もありませんが、このブレーキパイプはマスターシリンダーからリアのブレーキにオイルを送る重要な部品です。

年に数回あるトラブルがこのブレーキパイプの腐食によるオイル漏れなんです。
写真右の上が腐食したパイプで、下が腐食の無い部分のパイプです。これをみると背筋がゾォ〜とするでしょ?

このトラブルのほとんどが、アクセルペダルのまわりに集中しています。
その理由は、この部分に靴に付いてきた泥やゴミが溜まりやすく、そこに湿気を持ちやすいためでしょう。
雨漏れなどしている場合は特に要注意です。

なかなかカーペットをまくってまで掃除をすることは無いかもしれませんが、年に数回でもいいですからアクセルペダルまわりも掃除機を掛けて下さい。
そして目視で結構ですからサビなど発生していないか確認して下さい。

オイル交換やキャブ調整だけがクルマのメンテナンスではありません。

さぁ〜みなさん、これから運転席の足元に頭を突っ込んでくださ〜い!!

売約済み!
2008/05/13

以前ご紹介した「茨55ナンバー」の’74T−1が売約となりました!

もちろんナンバーはそのままです!!

購入したお客様は・・・これがまたビックリ!!!

面識のある方はエェ〜〜〜〜〜!?ですよ。

納車の時にまたご紹介いたします。

医者の不養生・・・ 続編
2008/05/12

キャブレターの調整をしようと目をやると・・・3−4番側のキャブレターからガソリンがポタポタと・・・。

フューエルインレット部のガスケット(赤矢印)が潰れてガソリンが滲んでいたようです。
ここのガスケットは何故か肉厚で、潰れてしまうとネジが緩んでしまう事があります。

本日早朝作業にてキャブレター調整まで完了!

バルブクリアランスも調整したかったけど・・・タイムアウト・・・。
VW屋さん、自分のクルマは二の次になってしまいます・・・(悲)・・・と言い訳。

医者の不養生・・・
2008/05/10

お客さん達には「オイル交換は早めにね!」なんて言ってるくせに・・・自分のロクナナはほったらかし。

久しぶりにオイル交換をしました!

今回使用したオイルは「WAKOテクニカル」で販売しているチタンコートオイルです。
性能は去年のY's CUP4時間耐久でも実証済み!

エンジンノイズも静かになっています。

ついでにキャブ調整でもするかと思ったら・・・続く

VW CRUISE NIGHT IN GUNMA
2008/05/09

すっかり定着した「グンクル」こと'08 VW CRUISE NIGHT IN GUNMAの日程が決まりました!

6月7日(土)PM:800
場所はいつもの「ららん藤岡」です。
詳しくは↓
http://www.geocities.jp/funas55/CN.html

お時間ある方、是非おこしくださいね!

今日から通常営業です!
2008/05/08

大型?連休もあっという間に終わりました・・・。

今日から通常営業しております!

皆さん楽しい連休をお過ごしになれましたか?

「温泉ばかりじゃ脳が無い!」と、久しぶりの海に出かけました。
行った先は九十九里浜!

波乗り?・・・違います。

潮干狩り?・・・違います!

ただ食べただけ・・・結局頭の中は“食欲”に支配されています!(爆)

九十九里といったら「浜焼き」です。

「清水の舞台から・・・」とアワビちゃんの地獄焼きを頂いたのですが・・・ついつい焼きすぎて肝心の「肝」はカパカパに・・・しかも、かぶりつくのは下品かとお店の人に切ってもらうよう頼むと、10分経っても帰ってこない・・・キレイに盛られて帰ってきた「アワビちゃん」は冷めてしまっていました・・・。

俺のアワビちゃんを返せ〜!

泣ける連休中の事件でした・・・。

同時発売!
2008/05/02

Let's Play VWsの別冊でVW BUS MEMORIESが発売されています。
タイプ2大辞典、タイプ2ヒストリー、タイプ2データ他資料的な物も満載です。以前発売されたBUS特集の集約的な本ですので連休中にでもLet's Play VWs Vol.32とともにお楽しみ下さい。

エンジンの載せ変え
2008/05/01

「CURRENT PROJECTS」のページでご紹介しています“お友さんの’58BUG”のエンジン載せ換えの改造申請に行ってまいりました!

36hpスタンドエンジンから1600ccのエンジンに載せ変えるため、陸運支局に申請が必要なわけです。

書類の中身はお見せできませんが、空冷VWsは資料も豊富ですからキチンと書類を作れば何も問題はありません!

陸事の検査官の方も言ってました。
「資料さえ揃っていれば問題ありませんよ!いつでもご相談下さい。」ですって!!

ゴールデンウィークお休みのお知らせ!
2008/04/29

世間ではすでに連休になっているところも有るとか・・・。
バグスポではまだ少々仕事が残っていますので、お休みはお預けです。

4月30日、5月3日〜7日はお休みいたします。

家族サービス&八百屋のリフレッシュ(温泉?)を計画中!

皆さんも楽しい連休をお過ごし下さい。

’74BUG復活への道!
2008/04/28

「CURRENT PROJECTS」のページでお伝えしていました“74BUG”が昨日納車となりました!

新車でご購入なされて34年、「たくさんの思い出が詰まったビートルを元気に復活させたい!」と今回のプロジェクトがスタートいたしました。

行った作業はエンジン&ミッションのO/H、シートの張替え、細々した調整が主だったメニューでした。

空冷VWsの世界では「高年式」と言われる’70sですが、作業を進めるとアチラコチラに不具合は出ているもので、壊れてしまう前にキッチリ手を入れる事が大切です!
人間と一緒で「早期発見、早期治療」が一番と言うことですね!!

E様ご夫妻>昨日はありがとうございました!

これからも’74BUGと共にたくさんの思い出をつくって下さいね。

発見!
2008/04/27

空冷VWsの仕事をはじめてかれこれ20数年・・・いまだに新たな発見があります。

アーリーバスにお乗りの方はご存知と思いますが、ドアを開けるとドックレッグ(フロントホイールアーチ)の上に穴が開いているでしょ?
水抜きの穴だと解釈はしていましたが、その“水”の行き先はどこなのか・・・考えもしませんでした。

現在作業中のWesty、カーゴドアヒンジのチャンネルを切開して“水の通り道”がハッキリわかりました!

長いスプレーノズルを差し込んでみると、その穴はBピラーの内側に繋がっているではありませんか!!
前からBピラーの下側に丸い穴があったのは知っていましたが、ここに繋がっているとは・・・。

さて今日のお題はこれからが肝心です!
「穴を発見した」と言うお話ではありません。

今後このドックレッグ廻りの防錆処理の方法が判ってきたのです!!
切開して大掛かりな板金作業をしていない限り、大なり小なりここにはサビが発生しているはずです。
細かなサビやゴミを出切るだけ取り除き、この穴に沿ってラスガードなどの防錆処理を行えばかなりの防錆効果が望めるはずです!

今年も梅雨の時期が近づいています・・・早目の防錆処理をして下さいね!!

回れ回れ〜♪
2008/04/25

写真左はバルブリフターです。左は正常、右は産業廃棄物でございます・・・。

どこがかと言いますと、真ん中だけが光ってるでしょ?これがダメなんです。

バルブリフターとカムシャフトとが直に当たる場所は右にオフセットされていて、リフターを押すたびにクルクル回すよう設計されています。(36hpエンジンは違います)
写真右はカムに光明丹を塗り手で回したときにリフターがクルクル回った跡です。(注意:パックマンじゃありません!)
クルクル回らないとどうなるか・・・一ヶ所だけに当たっていたのが「×印のリフター」なんです。
この症状が進むとリフター&カムは偏摩耗をおこし最悪は・・・(怖)

さてナンでこうなったのか・・・バルブクリアランスが無いまま乗っていたのか・・・????なんにしてもリフターは交換したほうが無難なようです。

摩耗・・・
2008/04/24

写真はクラッチペダルのフックです。

ここにはクラッチケーブルが引っ掛かっているのですが、長年の使用でペダル側が摩耗しています。
クラッチケーブル交換時に必ずチェックしなければいけません!

このまま使い続けると、摩耗した部分が折れてしまいます・・・。

溶接で肉盛りした後に形を整えます。
ここで大切なのがフックの角度で、できるだけオリジナルと同じように削ります。

グリスをベッタリ塗って組み付けて完了!
ご自分でケーブル交換をなされる方もいらっしゃると思いますが、ここ必ずチェックして下さいね!!

行ってきました本牧ふ頭!
2008/04/22

今日は早朝より横浜本牧ふ頭まで輸入車の通関&Pick−upに行ってまいりました。

久しぶりの本牧埠頭D突堤・・・「テロ対策」とかで入場許可証が必要になったとか・・・そんなの知らない八百屋は朝から怒られてしまいました・・・ウッセ〜!

今回輸入したのは’65TYPE−1で、お客様よりご注文頂いたフルオーダーのベース車輌です。

外装は多少手が入っていますが、インパネ廻りはオリジナルペイント「L572 Panama Beige」のままです!!
お客様からのご依頼は「オリジナルカラーで仕上げてね!」だったので現車を確認しましたところ、インパネ廻りはワックスでピカピカになりそうですよ!!!

写真左はUSAのオーナーさんのところでのカット。

写真中央はロングビーチの港に向かう’65BUG!

そして写真右は本牧埠頭での“隠し撮り”でございます。(埠頭内は撮影禁止です・・・ヤバ)
後ろに写っているのがクルマ専用の運搬船で、あんなデッカイ船でドンブラコッコと日本にやってくるんですね!

バグスポではお客様よりのオーダーでUSAから輸入する場合、このような経過の写真を残すようにしてます。お客様にとっても記念になりますからね!

実作業に入れるのはまだ少し先になりそうですが、作業開始しましたら「CURRENT PROJECTS」のページでご紹介いたします。 

古〜いシフター!
2008/04/21

バグスポHP内「Finished Projects」でご紹介しています’64BUGに古〜いBERGシフターを取り付けました!

オリジナルペイントのダッシュパネル&ステアリングときたらシフターにもこだわりたいですよね。
キャストで「GENE BERG」の浮き文字&ポリッシュ!そうです、これ20年近く前のシフターで、当時日本ではとっても高価なシフターだったんですよ。

最近ではなかなか見る事ができなくなりましたが、八百屋コレクションからご購入頂きました!

珍事・・・!?
2008/04/20

昨日オイル交換にいらしたカルマンギアのお客様より「リアサスペンションからギコギコ音がするんです」と・・・。

こりゃ〜トーションバープレートあたりが破損したのかと、途中まで分解してみるとそこには・・・。

プレートとフレームの間に“石”が挟まっていました!

まぁ〜珍しい事もあるもんだと、お客様と大笑い!!

なにはともあれ、大事に至ってなくて良かったですね。

’74BUG復活への道!
2008/04/20

すべての作業が完了いたしました!

最後の最後に大苦戦してしまいましたが、キャブを交換したら機嫌が良くなりましたよ!!

来週の引取りまでにピカピカに磨いておきます。

’74BUG復活への道!
2008/04/19

キャブレター交換の下準備をしています。

いくら新品とはいえ「ポン付け」は出来ません。

フロートは元のキャブレターから移植します。
今までにフロートのパンクが数回ありますので、古くても純正品に交換します。

そして加速ポンプのリンケージも移植します。
オルタネーターに干渉してしまうのがその理由です。

今日中にセッティングを出さなければ!!

’74BUG復活への道!
2008/04/18

昨日から苦戦・・・大苦戦しております・・・。

オリジナルシングルキャブ・・・グズると大変手強い相手です・・・。

低速から中速粋に移る時に「息つき」が止まりません。
キャブレターの分解が4回、各ジェットの番数を変え加速ポンプのリンク調整などを繰り返す事約1日半・・・。
少ずつガソリンを濃くしていくと「息つき」はかなり良くはなるのですが、今度はアイドリングの安定性が悪くなる・・・悪循環になってしまいます。

最後の手段・・・キャブを変更して試す事3回目にしてやっと問題解消しました。
現在付いているキャブは、去年のY's CUP4時間耐久を走ったエンジンから外したもので、一番完調なキャブレターです。
たぶんステップポートあたりに「動脈硬化」を起こしているのかもしれませんが、これ以上の作業は工賃が部品代を上回ってしまいます・・・交換させて頂いても宜しいでしょうか?

今、八百屋の頭の中は、ガソリンの通路図で埋め尽くされています・・・(笑)

’74BUG復活への道!
2008/04/17

「CURRENT PROJECTS」でお伝えしてきました’74BUGのエンジン&ミッションO/H、インテリア張替えもいよいよ最終調整に入りました。

試運転をした時に感じたアクセルペダルの違和感・・・。

ペダルを外してみると・・・ローラーとの当り面に段付き摩耗がありました。
真ん中だけが異常に摩耗しているため、ここで引っかかるような違和感があったわけです。

写真右は溶接にて修正したアクセルペダルです。
これで踏んだ時の違和感は解消しました!!

しかし、なんで真ん中だけが異常摩耗したのか・・・?? その原因を探ってみたら・・・それらしいのが見つかりました!
トンネルを挟んで左側にワイヤーと繋げるリンクがありますが、それを固定しているクリップが脱落していました。トンネル内を貫通しているアクセルロッドが右にズレて、本来ローラーに当たるべきアクセルペダルがロッドに当たっていたためでしょう。

長い年月を経ている空冷VWs、通常考えられないトラブルも出ています。
違和感を感じたら先ずチェックして下さいね!

もう少し調整を詰めて完成いたします。

ありがとうございます!!
2008/04/15

FLAT−4さんのBLOG内にバグスポHPがリンクされていました!

毎日チェックしているのに、つい先程気が付き・・・失礼いたしました・・・(汗)

今月初旬に発売されたNewカタログも好評発売中!
HPもイイですが、パーツカタログはまた別の楽しみ方ができるものです!!
その昔・・・八百屋が空冷VWsの世界に入って間もない頃、カタログに穴が開くほど見たことを思い出します。
「これってどこに付くんだろう・・・」「Weber・・・セッティング難しいのかな・・・?」なんてブツブツ言いながら見たものです。

これからも宜しくお願い致します!!

肉体疲労・・・!?
2008/04/15

作業中の21WミッションO/Hも大詰めに!

リダクションBOX内のベアリングに音が出ているために交換することにしました・・・が。

ここのベアリングは外すのが一苦労します。
先ず打ち込まれているメクラ蓋(青矢印)を外し、内側にある41mmのでっかいナットを緩めなければなりません。

空冷VWsの中でも41mmのナットはBUSだけのもの・・・年間通しても使うのは数回〜数十回です。

さて緩めるかとボックスレンチを探すと・・・無い・・・。
インパクト&ボックスレンチの置き場は決めてあり、そこから動かす事は先ず無い・・・でもないものは無い。

HIROと探す事1時間・・・ニヤケた顔で長靴をもってきたHIRO・・・。

中を見るとそこには41mmボックスレンチが・・・長靴の中に落ちていた・・・。

みなさん、整理整頓は大切ですね・・・。

疲れっちゃう・・・・。

金属疲労・・・ その2
2008/04/14

何日か前にも「金属疲労」の話を書きましたが、今回はもっと強烈です・・・。

ミッション内部にはいろいろなギアが組み込まれています。
写真左の赤→はリバースギアなのですが、このシャフトに入っているKeyが破断していたのです。
「破断するんだよ!」と言うお話は聞いた事があるのですが、実体験はこれが初めてでした。

通常サークリップを外すと、割りとあっさり外れるはずのギアがビクともしない・・・。シャフトごと外しプレスに掛けてはずしてみると・・・お見事!!

バッツリ破断していました。

写真右は、破断したKey→通常はこの程度の「段付きしたKey」→おNewのKeyとなります。

何十年も動いていたのですから仕方ないと思いますが、何事も分解整備をしないと分らないと言う見本ですね。

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