Bug Spot店長自らがお届けするDaily NEW速報
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ニワトリとタマゴ!?
2007/04/27
納車整備中のT−3NB、フロントのミッションマウントが妙な動きがあるのは分かっていました。
ウレタンのマウントなんかこんなモンだろうと、あきらめモードでエンジン&ミッションを降ろしてみると・・・アァ〜〜〜〜〜〜。
予想どおりウレタンはボロボロだったのですが・・・予想外にひどかったのがノーズコーンのミッションマウントを固定する穴でした・・・。
ウレタンがボロボロになってノーズコーンを削ってしまったのか、はたまたもともと長穴だったノーズコーンの穴が原因でウレタンをボロボロにしてしまったのか・・・“どっちが先なんだろうか?”八百屋の頭の中は「モヤット君」だらけです。
走っていた車でしたら金属側が光っていますから判断しやすいんですが、現車は数年休眠していたために今となっては判断しがたくなってしまった・・・。
クドイくらい書いてはいますが、あらためてミッションマウントの重要性を認識いたしました!
やっぱり純正タイプが良いのでしょうね。
お休み決まりました〜!
2007/04/26
ゴールデンウィークのお休みが決まりました。
2〜6日まで連休させていただきます。
日頃家族をないがしろにしていますので、この連休で埋め合わせしなければ・・・。
皆さまも楽しい連休をお過ごし下さい!
お仕事の方は・・・ガンバッテ下さい!
ゴールデンウィークの予定は・・・
2007/04/24
今だ決めかねております・・・。
出来れば1〜5日までお休みしたいのですが、どうなる事やら・・・。
明日スタッフと相談して決めたいと思います。
Y's CUP 速報!
2007/04/23
今日はY'sCUPの第2戦めが開催されていました。
連休前の追い込みのためバグスポは応援にも行けませんでしたが、親方カルマンがついにやってくれました!
念願のCクラス優勝です!!
「万年2位」とか「そろそろ引退か・・・」とか「曲がるの下手だからドラッグに転向すれば」とか言われ続けておりましたが、執念で勝ち取ったCクラス優勝は立派だと思います。
Ryoちゃんカルマンはと言うと・・・ベルト飛ばして無念のリタイヤ・・・お疲れさまでしたぁ〜!
次回に期待してますよ!!
超〜〜久しぶりなFor Sale Car!
2007/04/21
ある人に「ヤル気有るのか?」と言われました・・・。
For Sale Carsのページが更新されないまま早数ヶ月・・・ヤル気がないわけじゃぁ〜有りません。
在庫のVWsを仕上げている時間が無いのです・・・。
できる事でしたら「出来立てのホヤホヤ」を納車したいですしね!
そんな中、久しぶりのFor Sale情報!
1967年 TYPE−2 Westy
詳細はお問い合わせ下さい。
アメリカ合衆国第41代大統領は!?
2007/04/20
アーリーバスの上側ヒンジ、ほとんどのクルマにガタが有ります。
そんな時には「ブッシュ」を入れてガタを修正するしか方法はありません。
8mmのミラーシャフトに対して、ブッシュの外径は最低でも9.5mmは欲しいところです。
オーーーーーー有ったじゃん! BERGのクロモリプッシュロッドがドンピシャリです!!!
ヒンジの下穴のセンターを出して、ドリルで穴を広げた後リーマーで内径の修正をしてからブッシュ(プッシュロットチューブ)を圧入して完成!
ガタガタだったヒンジもパシッ!っとしました!
映画の中のVWs!
2007/04/19
乗って良し!見て良し!!
映画の中でホンのチョイの間写る場合、「ハービー」のようにビートルそのものが主役になる場合、映画の中のVW達は様々な顔を見せてくれます。
’60s〜’70sまでの洋画の中にも、VW達はあちらこちらに出没しています!
映画を見ながらそんなVW達を見つけると、「オッ!」と叫んでしまってる八百屋はやはり病気なんでしょうか・・・(爆)
昨日見た「海猿 Limit of Love」のオープニングに「TYPE−3バリアント」が出演していました!
「加藤あい」が乗ってきたという演出でしたが、横浜ナンバーのT−3は実に絵になっていました!
今週テレビでも放映されるようですから、ご覧になって下さいね!
「こんな映画の中に出ていたよ!」とか情報がございましたら、是非DINERに書き込みしてくださいね!
蜜の味!?
2007/04/17
オーバーホール中のミッションに問題発見!
ピニオンシャフトの4速側を固定する「Cクリップ」(写真左&中央)は方向性があります。
写真でもお判り頂けると思いますが、裏表で幅が違うのです!
写真右のシャフト側を見るとよく分かりますが、上のほうが多くえぐれているでしょ? ここにCクリップの幅の厚いほうが食い込むようになっている訳です。
ところがです!このミッション、Cクリップが逆に組み込まれていました・・・。
実は今回のミッション、「YANASE物」のノンオーバーホールミッションでしたから、ファクトリーでの組み立て段階で組み付けミスをしていたのです。
八百屋も以前、Y's CUPに走らせていたレースカーのミッションで同じようなミスをして、クリップを飛ばした事があります・・・(恥)
今回これを発見した時に「なぁ〜んだ、ファクトリーでもミスはするんだ・・。」と、一人ニヤけておりました。
しかし、ミスはいけませんミスは!! これからも気を引き締めて作業に当たりたいと思います。
Danger !
2007/04/15
「自分のクルマは自分で治す!」そんなプライベーターの方も少なくはないようです。
自分の手を汚しながら勉強していく事は、けして悪い事ではありません。愛着もわきますしね!!
しかしながら・・・これはマズイですよ!
フューエルホースとアクスルシャフトに固定してあるブレーキホースをタイラップで絞めているですから・・・走っている時、常に動いている事になります。一歩間違えれば・・・・(怖)
安全性にかかわる所は充分気をつけて事に当たってくださいね!
Well−done!?
2007/04/13
「焼き方はいかがしますか?」よ〜く焼いてください! ステーキ屋さんでは必ず聞かれますよね。
しかし配線や端子には「焼きすぎ」は禁物です!
写真左はオルタネーターからバッテリーに繋がるジョイント部分ですが、見ての通り焼けて変色するは被覆は熔けてゆがむは・・・。
端子から約2cm手前で切った中身の銅線でさえ焼けて変色していました。(写真中央)
充電不足だったのもこれで解消されました!・・・かな??
写真右はテスターによる診断です。大きいテスタの指数は今バッテリーに充電されている電流です。
小さい方はバッテリーの端子間の電圧です。
実は今日1日電気屋さんをやっていました。同じような症状のビートルを2台掛け持ちで・・・。
この他にもバッテリー端子、ヒューズBOXなど点検ヶ所は盛りだくさんです。
全ての配線を引き直せばこんな事はないのでしょうが、少しずつでも手を加えることで電気系のトラブルは解消されると思います。
が!素人の方が電気系をいじる時は、必ずバッテリーのマイナス端子を外してから行ってくださいね。
こりゃ〜生だっ!
2007/04/13
「生」と書いて「レア」と読む・・・!?
八百屋も初めて手にする「オクラサヘッド」です!
バルブジョブ一式をご依頼いただきました。
先ずは洗浄からと、高圧洗浄機で油分をクリーンした後に、サンドブラスターでカーボン等を除去!
ブラスト前のシートリング廻りとブラスト後を見比べてください。キレイになったでしょ?
写真中央はブラスト前で、インテークのシートリングが密着していなかった(赤線の間)のが一目で分かります。シートリングの当たり幅も2mm以上ありますね・・・。
写真右はブラスト後のヘッドです。シートリングの当たり面がよりハッキリ分かるでしょ?業界用語で「ベタアタリ」と言います。
バルブを入れて確認したところ、全てのバルブガイドにもガタが出ていました・・・しかも、かなりのガタです。
バルブ破損の原因はここにあるのは間違いないでしょう!
いや〜楽しい仕事ダッ!!
やっぱりイイッ!
2007/04/09
3/12にお伝えした「お宝AD型エンジン」のシリンダーヘッドです。
エキゾーストバルブのフェースには虫食いもほとんどありません。
あれだけボロボロに見えたエンジンですが、中身は最高の素材でした。
もちろんクランクケース、シャフトもスタンダードでいけます!
何度も言いますが、走行距離の少ない国内エンジンは本当にコンデションが良いです。
’70Westyさま>見てますか〜? これがWestyに載るんですよ〜!!
以前にお話したサプライズとはこの事です。憶えてました??
2度あることは3度ある!
2007/04/09
写真左はLATE BUSのクラッチレリーズフォークです。
見事に折れているのがお判りだと思います・・・。
写真右はBUG PACK製のHDタイプです。 純正タイプの「おNEW」が無いのでこれで代用するしかないでしょう。
今日の本題はこれからです!
実を言いますと、この仕事・・・一度あると必ず2度3度と続くのです・・・(恐)
さぁ〜次は誰の番でしょう・・・うひひぃぃ〜
ヒリヒリ・・・
2007/04/07
整備の修行時代によく言われた言葉は「きれいに洗えよ!」です。
整備の基本は先ずきれいに洗う事!洗いながら修理の必要な箇所はどこなのかを読み取るのがプロの整備士なのです!!
汚れがひどい部分には必ずと言っていいほどトラブルが出ているモンです。
今日から洗浄剤を変えてみました。
結果は・・・「こうも違うものか!?」と叫びたくなるぐらいきれいに汚れが落ちます!
洗浄に費やす時間もバカにできませんから、効率よく作業するには洗浄剤も良いものを使いたいわけです。
しっかし今回の洗浄剤はよく落ちます! 気持ちが良いほどよく落ちます!!
だがしかし・・・やはり劇薬なのでしょうか・・・原液を手にこぼした所がヒリヒリして赤く腫れてきました・・・素手は禁物のようです。
注意:写真右は「豚足」じゃありません!(爆)
合体!
2007/04/06
3/5のCURRENT PROJECTSでお伝えしました1303Sの続報です。
ナイショだったのはクーラーの取り付けです。
ナァ〜ンだと言わないでくださいね・・・。
チョット凝った事をやらかしました!
FLAT−4さんで販売しているクーラーKITと、当時YANASEで販売していたUSED純正クーラーKITを合体してみました。
現在販売されているクーラーKITの室内ユニットは、皆さんご存知のように吊り下げ式です。
1303Sの場合この吊り下げ式では、助手席側の足元が狭くなるばかりか、乗っている人が冷え切ってしまいます・・・。
そこで考えたのがこの合体方式です。
写真左はエンジンルームですが、ここはナニも変わりはありません。
問題なのが写真中央のユニット(エバポレーター)です。トランクルームに設置されたユニットからダクトで室内に冷風を送る構造になっています。
写真右がその吹き出し口です。インダッシュですからスッキリでしょ!?
出来上がった写真を見るとナンて事ないと思われそうですが、これを行うには配管、配線、ボディー・・・加工するところはテンコ盛りです。
少々費用は掛かってしまいますが、これだけスッキリ取り付けできれば納得していただけると思います。
For Sale キャリア!
2007/04/06
VW社純正のスポーツキャリアをご紹介します。
2枚目の写真を見てください。 純正の証、品番入りのタグがココまできれいに残っているのは珍しいと思いますよ!
Thank you Sold !
日本一のごますり男
2007/04/02
昨日お伝えした植木等さん主演の映画タイトルは「日本一のごますり男」だそうです。
新車の空冷VWがバンバン出てきますよ!
「ハービー」とはまた違う意味でオモシロイです!!
黒猫のタンゴさま、ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします
2007/04/02
先月27日にお亡くなりになった「植木等」さん。
実は空冷VWsとかかわりがあることをご存知でしょうか?
1960年代、日本中で話題になった「無責任」シリーズか「日本一」シリーズの映画どちらかに空冷VWsが登場・・・それどころか映画の舞台がなんと「YANASE」なんです!
ビートルはもちろん、ショールームに展示してあるT−3カルマンまで登場します。
残念ながら映画の題名を忘れてしまいましたが、是非一度ご覧になってください!
どなたかご存知の方、DINERに情報をお願いいたします。
風呂上り!
2007/03/30
昨日熱めの風呂に入ったヘッド君達、今日は砂風呂で長年のアカを落としました。
毎度お馴染み「サンドブラスター」の箱の中はいたってシンプル! 手袋とガンだけです。
ピストルみたいな形のノズルからエアーでガラスビーズ(パウダー状の砂)を吹きつけ、道具が入らないような狭いところまでキレイにする事ができるのです!
空冷ヘッドの洗浄には無くてはならないTOOLです!!
昨日お伝えした「瀕死」のヘッドもご覧のようにキレイになり「蘇生」しましたよ。
4台分、計8個のヘッドをブラスト処理するには1日掛かります・・・。
さかな屋さん!?
2007/03/29
「滅多に登場しないから!」と、HIROが盗撮してました・・・!(笑)
先ず油分を洗い流してから、洗浄剤を吹きかけて置く。 ジワ〜と汚れが浮いてきたらもう一度洗い流す・・・繰り返す事3回、やっと汚れが落ち始めました。
4台分のエンジンはさすがに時間が掛かりますね・・・。
写真左はインテークポートに「ビッチリ」着いたカーボンです。 コレステロールが溜まった動脈っていうと分かりやすいかな?? 人間ならとっくに「お陀仏」です!
さてこれがどう生まれ変わるかはまた後ほどお伝えしましょう。
三種の神器!??
2007/03/26
ゴム長、ゴムの前掛け、ゴムの手袋、バグスポに伝わる三種の神器です!
エンジン&ミッションの作業が立て込んでしまいました・・・4台分のエンジンを分解、洗浄します。
高圧洗浄機でエンジン部品を洗うときに必要な「三種の神器」ってことだったんですよ。
気合を入れて一気に進めたいと思います。
明日は八百屋でなく「さかな屋」になります!(爆)
Let's Play VWs 取材
2007/03/25
本日は午前中から「Let's Play VWs」さんが次号の取材に来て頂きました。
去年の年末に足回り&ブレーキの大幅なモディファイを行った「Sandial Camper」を特写&ロードインプレッションのため試乗していただきました。
今回取材していただきたネコ・パブリッシングのライター様自身もLATE BUSのオーナーさんですから、オリジナルのBUSとの違いをより的確にお伝えできるのではないかと思います。
文才のない八百屋とはチト違いますよ!!
そして「How to」記事のページでではバグスポではお馴染み「WAKOテクニカル」さんのフルトランジスター点火装置の取り付け&ロードインプレッションの取材、ポイントのメンテナンス(お勧めはフルトラ)を取材していただきました。
フルトラ取り付けでは、今までポイント点火でお乗りになっていたM〜様に協力頂き、取り付け前の状態とフルトラ取り付け後の違いをオーナーさん自ら運転していただき、そのインプレッションをお伝えするようになりました。
今まで空冷VW関連の雑誌にはインプレッションの記事が圧倒的に少なかったと思います。
クルマは置物ではなく乗り物です。ひとつの乗り物として読者に伝える事は、装備やアクセサリー、エンジン&ミッションの仕様だけでは片手落ちではないかと常々思っていました。
今回の取材時には「乗り物」としてのVWsをなるべく詳しくインプレッションしていただくようお願いいたしました。
八百屋のヘタクソな文ではなく、プロのライターさんの文章で、オーナーさんからの生の声をお伝えすることが読者さん達には一番分かりやすいのではないでしょうか。
ライターのK様、カメラマンのM様、本日はお疲れ様でした。
そして休日にもかかわらず取材協力していただきました「WAKOテクニカル」のY様、遠方にもかかわらず取り付け協力の為ご来店いただきましたM〜様、雨にもかかわらず撮影にご協力いただきましたCamperのY様、本当に有難うございました!
レリーズフォーク
2007/03/23
DINERに質問をお書きいただきましたKAMEさま、お返事はこちらでしますね!(ネタ不足の折シメシメ・・・)
たぶん、たぶんですが、交換したレリーズフォークは折れていないと思います。
写真左が社外品に良くみられる「HDタイプ」なるゴッツイやつです。
純正タイプ(写真中央)と比べるとその違いはハッキリしています。これが折れるのはあまり考えたくありませんです。
通常折れる場所は、縦のアームの付け根がポッキリいきますので「HDタイプ」のような外周ぐるりと溶接されているものは折れないはずです。
「じゃ〜なんでそうなるの?」と言う事になりますが、たぶん、たぶんですよ・・・(くどい)ローデットクリップの脱落もしくは破損のためにベアリングが脱落したのではないでしょうか。
社外品レリーズフォークの場合、ベアリングの受け部に問題が有る事や、ローデットクリップまでの距離が狂っている事、最悪はメインドライブシャフトとベアリングのセンターがずれている事もあります。
いずれにしても社外のフォークは良い事はありません。
純正品を補強して使うのが一番安全ではないでしょうか?
写真右は72年からのレリーズ周りですが、センターがキチンと出るようにスリーブが設けられています。
ローデットクリップもベアリングと一体になっているので脱落の心配はほぼありません!
空冷VWは少しずつ進化しているのです!
エスニックなエンジン!?続報
2007/03/22
3/17にお伝えした「エスニックなエンジン!?」の続報です。
クランクシャフトを分解点検したところ、お決まり?のフレーズ「ブルータスおまえもか・・・」を発見!
写真左の「OK!」マークはYANASEモノ「AD型」のお宝エンジンのクランク。
「ダメ!」マークはタコス風味のクランクシャフト。
写真中央の矢印をよーーーーく見て下さい。
V字に削れているのがお判りいただけますでしょうか? ここはクランクシャフトのスラスト方向のクリアランスを調整する為のシムが当たる部分なんです。
厚さわずか0.2〜3mmのシムが、クランクシャフトをここまで削ってしまうのです・・・。
このクランクの各ジャーナルはオールスタンダードにもかかわらず、再使用はできません・・・(悲)
ナゼなら、ここを修正するぐらいなら買ったほうが安いからです。
大陸から来たエンジンにはよくある事ですが、悲しすぎますね・・・。
以前あった実例ですが、この部分の削れがドエルピンにまで達して、それが原因でオイル漏れを起こしていた事もありました。
写真右はYANASE物お宝エンジンのクランクですが、まったくといって削れている形跡はありません。
同じスタンダードでも「月とすっぽん」状態です。
大陸から来た全てのエンジンがそうとはいいませんが、目を凝らして隅々まで点検しなければナニがあるか分かりません。
これからも老眼にムチ打って作業したいと思います。
イイオイル漏れ、悪いオイル漏れ!?
2007/03/19
オイル漏れに良いも悪いもあるのか?
と、お思いでしょうが、あるんですよ!
正確にはすぐにでも修理が必要なものと、ホンの少し先延ばししても大丈夫なものとがあるんです。
写真左はオイルクーラーのタワーシールから漏れ出したオイルに、ホコリが堆積した状態です。
エンジンが回っているあいだ中、オイルクーラーには常に油圧が掛かっています。
つまりタワーシールやクランクシール、フライホイールのOリングのオイル漏れは「悪いオイル漏れ」になります。
写真右は高圧洗浄機でキレイになったエンジンです。
エンジケース下のドレーンプレートやプッシュロッドチューブシールには極端な圧は掛かりませんので、良い?オイル漏れという訳です。 もちろん良いとは言っても、度を越した漏れはダメですけどね!
オイル漏れの場所によって、修理をする優先順位の目安になればと思い書いてみました。参考になりましたでしょうか・・・??
バグスポはワーゲン屋さんです!?
2007/03/18
今さらナニを言ってるの・・・??
初めてのお客様からのお問い合わせで意外と多いのが「他店で購入したVWでも修理はして頂けるのですか?」なんです。
そんな時の答えはもちろん・・・
「バグスポはワーゲン屋です。空冷VWのお仕事でしたらナンでもお引き受けいたします!!」ですよね!
と言うわけで、現在お預かりしています重整備の2台のVWsをご紹介いたします。
’72カルマンギアはエンジン&ミッションのO/Hです。
これから長く、調子良く乗っていきたいと、決断していただきました。
本日エンジン&ミッション共に車体から降ろしました。
’73ビートルは、車検整備&エンジンのオイル漏れ修理、イグニッション系のフルトラ化などなど、かなりのメニューです。
長らくお待たせして申し訳ございませんでした。明日から一気に作業に掛かりますので、お時間ございましたら早めにご来店下さいませ。
エスニックなエンジン!?
2007/03/17
アメリカ大陸からいらっしゃいましたBUS様のエンジンです。
エンジンカバー類は小奇麗にペイントされ、マフラーもサビが少なく「良いかも!?」と思われたエンジン・・・。
エンジン音も悪い感じは無く、アイドリングも安定していました。
カバー類を外しロングブロックにしてみると・・・みょーに汚いクランクケース、真新しいシリンダー、これまたみょーーにきれいなヘッド、そしてみょーーーに汚いロッカー・・・・「タコス」の香りがプンプンしています!! もちろん全てとはいいませんが、これってメキシカンの方々が仕上げる手法です。
分解してチェックしてみると、あんのじょうケース内はスラッジだらけ・・・メインジャーナルは叩かれて凸凹・・・エンドメタルにいたっては、原型がなくなるほど叩かれ削られた状態でした。各パーツの再使用がどこまでできるか・・・微妙な感じです・・・。
ヤッパリ中身をみて見なければ分からないという事です。
「疑わしきは罰せず」ではなく「疑わしくは先ず分解」ですね!
For Sale Cars !
2007/03/16
現在HP内「For Sale Cars」のページがヒジョ〜に寂しくなっています。
先だってもお客様よりご指摘をいただき、反省しています・・・。
なかなか在庫車を仕上げる時間が取れず、現状に至っているしだいです・・・(寂)
近々「For sale」のページもUPいたしますので、お楽しみに!!
フルオーダーや「こんなVWが欲しい!」とご依頼いただければ、お客様のご予算、ご希望にあったVWsをお探しする事も出来ます。
写真左はフルオーダーのご依頼で探したベース車輌「’58BUG」です!
約90%はオリジナルペイントのままで、非常にコンディションの良い状態です。
最近ではこのようなコンディションのベースがなかなか見つからなくなりましたが、今回は仲の良い同業者様のご好意で譲っていただく事が出来ました。
残念ながらアメリカで購入時よりリアフードだけは「ノンオリジナル」だったので、オリジナルの「Tハンドル用」に交換いたします。
それを除けば抜群のベースです!!
写真中央はアメリカで購入時に同行していた「皆様」と首をひねっていた時の再現です。
「ゴーハチィーー!??」そうじゃねぇ〜だろ〜〜!ってな具合でした(爆)
写真右はこれまたフルオーダーの「ロクナナ」です。
サンフランシスコとオレゴンの間で乗られていた2オーナーカーです!
現在はLAエリアに陸送され、我々のパートナーの所に来ています。
これからシッピングの準備です!
これまた抜群のコンディションで、乗った感じもしっかりしているそうです。
東京のTさま、千葉のS様、とっても良いVWをお探しできてホッとしています。
完成を楽しみにしていて下さいね!
この2台のビートル、作業に入りましたらもちろんProjectsのページにUPしますので、お楽しみに!!
ちっちゃいキャブ!?
2007/03/15
36hpちっちゃいエンジン用のちっちゃいキャブ「SOLEX28PCI」です。
このキャブも当然50歳を越えていますが、オーバーホールしてみるとまだまだ現役選手!!
空冷VW、大事に使えば一生物です。
満員御礼!
2007/03/12
写真左は、これからO/Hをするエンジン&ミッションです。
皆様からたくさんのオーダーを頂き、本当に有難うございます!!
考えていても作業は進みませんので、手を動かす事にしました・・・。
写真中央は「お宝」です!
このエンジンが「お宝」だと? と思われる方も多いでしょうが、走行距離の少ない「国産?AD型」のエンジンなんです。
魚と一緒です。「見た目の悪い魚ほど美味い!」と言うでしょ!?
写真右は4番側のマフラーフランジナットを外しているところです。
サビでやせてしまっているため、13mmのナットが1/2になってしまいました!(笑)
国産車のボルトナットでしたら緩める時に間違いなく切れてしまうでしょう・・・。ところが、ところがです! VWのボルトナットは非常に材質がよく、こんな状態でもキチンと緩むのです!!
今回もナットも13mmのスパナを入れたらズルズルでしたが、1/2のスパナに変えたらすんなりと緩んでしまいました。
空冷VWはそんな部分にまでコダワリの部品を使っていたんですね。素晴らしいです!!
魚のアラ!?
2007/03/11
ナニもBUSを3枚に下ろす事はないのに・・・って、そうじゃない!
貴重なBUSをこんな風にしやがって、この愚かものがぁ〜!
たぶんこの人は「カスタム」のつもりでやったんじゃないと思います。いや、そう信じたいです・・・。
自分の持ち物なんだから、ナニをやってもいいという事はありません。
貴重な、とっても貴重な空冷VWを後の世に残す為に努力して行こうと誓った八百屋でした。
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