現在進行中のフルオーダー&レストレーションプロジェクトの進行状況をリアルタイムでお届けしています。
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2ndギア抜けの修理!
2012/03/03
ミディエイトハウジングを洗浄してシフトロッドホールを確認すると・・・Oh〜〜やっぱりガタガタです。
矢印の部分がガタによるすき間ですね・・・。
1−2速、3−4速共にリブッシュ加工が必要です。
久しぶりのちっちゃいエンジン!
2012/03/03
シリンダー座面のサーフェイス加工に続き、ケース外周のスモールナット座面も平らに削りました。
これやらないと斜めってたり、グチャグチャだったりとトルク管理はできません。
加工後にもう一度高圧洗浄機でキレイにいたしました!
コレでケースの仕込みは完了!??・・・ならいいのですが・・・。
ヤナセ物最終年式カルマンギア復活PROJECT
2012/03/03
写真左はリアフードオープナーのガイドチューブです。
ナッ・・・ナント直径20cmぐらいに丸められ固まっているただのナイロンチューブ。
コレでどうやって取り付けろっちゅ〜〜の・・・。
片側をバイスにくわえ、ヒートガンで炙る事数十分・・・ナントか一巻きまで伸びました。
ところがです、コレ末端の金具が付いていない・・・元の物を見るとカシメてあるじゃ〜ないですか。
コレでどやって取り付けろっちゅ〜〜の・・・アゲイン。
作り直したほうが早いような気がしてきました。
コレを製作した方に一言申し上げます・・・ボケッ!
写真右はリアシート裏のレザーを張る板が欠品していたため、新たに製作しています。
コレが無いとレザーが張れませんです・・・。
ヤナセ物最終年式カルマンギア復活PROJECT
2012/03/02
カーペットの前にリアシートまわりのレザーを張りこみます。
そしてその前にはもちろんクリーニングです!
ホコリやゴミなどが残っていると仕上がりが悪くなりますからね!!
エンジンルームはシールを取り付け、フルトラのアンプも取り付け完了です。
取り付け位置は元々ボルテージレギュレーターが付いていたステーを再利用いたしました。
余分な穴はなるべく開けたくないですからね!
そうそう、ご報告が遅くなってしまいましたが、オーディオは無事到着しています。
久しぶりのちっちゃいエンジン!
2012/03/02
よくよく考えてみたら・・・ちっちゃいエンジンのケース研磨はお初のお仕事になります。
という事は・・・センター出しのTOOLが無い・・・Oh〜〜no〜〜。
無い物は作るしかありません・・・。
デッカイ塊から82mm円盤を製作。
芯を圧入して完成!
これはあくまで仮の芯出し用ですからわりと大雑把でも大丈夫なんですよ〜。
そして研磨作業に掛かれたのは夕方・・・実作業時間の何倍もかかってTOOL作りをしているんですからナニをやっているんだか・・・。
次にコレを使うのはいつの事なんでしょう・・・ダレかお仕事くださ〜い!!!・・・マジ。
ボヤいてる場合じゃ〜ありませんね・・・研磨作業完了です!
しかしこのちっちゃいエンジンは硬い・・・でも工作精度はメチャクチャ良いですね!
左右のシリンダー座面はほぼドンピシャでした。
2ndギア抜けの修理!
2012/03/02
写真左が2ndギアとスライダーですが、ど〜〜見ても問題無さそう・・・???・・・んんんんん〜〜なんでだ・・・???????
もしかしてもしかしたら・・・と、スライダーの幅を計ってみると・・・Oh〜〜やっぱり!
という事は、シフトロッドに問題アリだな!!
チェックすると・・・当たり〜〜・・・喜んでいる場合じゃありません。
確信犯的な小細工を行なってあります。
ロッキングボールの溝をグラインディングしてアル・・・ミッションの事をよ〜〜く知っている人の仕業ですな。
写真右が比較するために3本並べたところです。
何がどうなっているのかはオーナー様に詳しくご説明させていただきますが、ここではナイショで〜〜す!
写真でご判断ください。
2ndギア抜けの修理!
2012/03/02
先ずは分解作業からスタートです!
デフの打刻を確認すると8:31とあり、ファイナルギアは3.875でまちがいございませんでした。
さてさて・・・ギア抜けの原因はなんなのか・・・先ずは洗浄してからチェックしてみましょう。
2ndギア抜けの修理!
2012/03/01
2ndにシフトダウンしてクラッチを繋げると・・・ガクッといってギアが抜けてしまう・・・そんな経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
今回の車両もそんなギア抜けがおきてしまいました。
先ずはエンジン&ミッションを降ろし、ノーズコーンをを外してみると・・・Oh〜〜・・・???。
外観と中身が大違い・・・片側クローズドタイプのミッションケースなのに、ミディエイトに組み込まれているベアリングは低年式用のツバ付きベアリングです。
という事は、シャフトも細いタイプって事になりますね。
さてさて中身はどうなっているのか・・・。
’72カルマン復活Project!
2012/03/01
なんとかケースだけ完成いたしました!
ボディーとエンドキャップは別に製作。
これなら配線を通すのも後のメンテナンスも楽チンですからね!
さて問題はどこにどうやって取り付けるか・・・ステーも作らにゃ〜いかんです・・・。
さて・・・どうすっぺ・・・。
’72カルマン復活Project!
2012/03/01
追加メーターの種類は統一したいものです。
が、・・・現在流通している物では限界があります。
今回使用するのはVDOのCOCKPITシリーズで、タコメーターはインダッシュ式になります。
ところが・・・取り付ける場所が無い・・・。
無いならどうにかするしかありません!
という事で、スタンドタイプに変更するためケースを製作しています。
ムクのアルミ棒から削りだして形を整えます。
ヤナセ物最終年式カルマンギア復活PROJECT
2012/03/01
エンジンルーム内の組み付け作業を進めました。
バッテリー固定用のメスネジを製作。
エンジン廻りのシールラバーも組み付けていきます。
そして室内はカーペットの張り込みの準備を開始。
防音材を接着しています。
左右のタイヤハウス部はオリジナルがボロボロになってしまったので、新しい防音材を接着しています。
久しぶりのちっちゃいエンジン!
2012/03/01
エンジンの作業は先ずキレイにするところから始まります。
コンロッドは洗浄後にブラスト処理を行いました。
そしてクランクケースもキレイになりましたよ〜〜!!
久しぶりのちっちゃいエンジン!
2012/02/28
お次はクランクシャフトのチェックです。
先ずはスラッジをキレイに洗浄してから測定すると・・・Oh〜〜・・・ちっちゃい・・・。
1アンダー研磨されていて、しかも・・・磨耗してる・・・。
見やすいようにデジタルノギスを当ててみると、ロッドジャーナルは0.04mmの磨耗が・・・磨耗??・・・いくらなんでもそんなに減るか!??
もしかしてもしかすると・・・前回の研磨のとき削りすぎたのか・・・などと考えてしまいますね。
なにはともあれ、このままでは使えませんので2アンダーに研磨することにしました。
メタルは手配しましたのでご安心ください!
久しぶりのちっちゃいエンジン!
2012/02/28
結局、今までのケースは産業廃棄物という事になりました・・・長い間お疲れさん!
ご用意したケースを洗浄して計測すると・・・Oh〜〜〜〜なかなか良いじゃないですか。
メインジャーナルはもちろんSTDサイズで、真円度もかなり良いほうです!
そしてカムジャーナルは・・・磨耗は出ていますが規定値内に収まっていますから問題無しですね!!
シリンダー座面はさすがに歪があるのでサーフェイス研磨が必要です。
これで一安心!???・・・ならイイのですが・・・まだまだ気が抜けないのが“ちっちゃいエンジン”でございます・・・。
久しぶりのちっちゃいエンジン!
2012/02/27
クランクケースを洗浄してみると・・・Oh〜〜いやぁ〜〜な予感は的中してしまいました。
ケースの底面は水による侵食が進みボロボロ状態です。
お預かりの時にお聞きしていたオイル漏れの原因はここにもあります。
「シリコンのドレーンガスケットに交換してもオイル漏れが止まらないんですよ」そうオーナー様からお聞きしていましたが、原因は写真中央の矢印部を見て下さい。
侵食したケースがスタットボルトの部分まで進んでいます。
これでは問題ありますよね・・・。
そして写真右はカムジャーナルです。
見事に段つき磨耗しています。
ケースを合わせて内径を計測すると・・・測定値は24.14mm・・・使用限度値の倍は磨耗している事になります。
さて・・・どうすっぺ・・・。
久しぶりのちっちゃいエンジン!
2012/02/27
エンジンの分解が完了いたしました。
写真左は3番シリンダーですが、底面に黒いシミがあります。
これは間違いなく水が溜まっていた跡です。
という事は・・・???・・・ケースの中にも水が入っていた可能性アリ・・・。
写真中央はコンロッドメタルです。
こちらも下地がコンニチワ!
そしてケースを割ると底面に正体不明な堆積物が・・・いやぁ〜〜な予感がいたします・・・。
HONDA様のBUS!
2012/02/27
長らくお伝えしてまいりました「HONDA様のBUS!」が昨日納車となりました!
ボディーの修復から始まり、かなり時間は掛かってしまいましたが、キレイに仕上がったと思います。
そして追加オーダー頂きました「ブレーキサーボ」も取り付けましたので、軽〜〜くブレーキペダルを踏んだだけでもブレーキの効きは抜群です!
安心してお乗りいただけるようになりました!!
これから長〜〜いお付き合いの始まりです。
どうぞよろしくお願いいたします!!!
ヤナセ物最終年式カルマンギア復活PROJECT
2012/02/27
F&Rガラスを入れる準備を開始いたしました。
貴重な「YANASE」ステッカーはもちろんこのまま残します!
モールの状態は悪いほうではありませんが、交換するかどうかはガラス屋さんの判断にゆだねました。
ゴムとのマッチングの良いほうを取ろうと思います。
356BのエンジンO/H!
2012/02/27
分解したエンジンケースを洗浄し、メインジャーナルの測定を開始!
1−2番のジャーナルはまったく問題なし!・・・と言うか素晴らしい測定値が出てきました!!
問題の3番ジャーナルは・・・んんんんんんん〜〜〜VWのエンジンけーすだとコレぐらいの数値なんだよな・・・・だもダメです。
ただ、もしかしたらラインボーリングで修正可能かもしれません。
もう少し探ってみましょう。
356BのエンジンO/H!
2012/02/25
心が折れたまましばし放心状態が続いていました・・・。
このままでは作業は進みませんよね・・・。
先ずは中途だった分解作業を進めました。
ヘッドは3−4番側に圧縮漏れの形跡がしっかりございます。
燃焼室のまわりが黒いのがその証拠です。
だだがしかし・・・バルブの密着はすこぶる良かったようで、インテークポート側にはまったくと言ってよいほどカーボンが着いていません!
このバルブスプリングコンプレッサー・・・何年かぶりに使いましたが、エアーで縮めるためとっても楽チンです!
全てのパーツを洗浄してから先の事は考えることにしましょう。
ヤナセ物最終年式カルマンギア復活PROJECT
2012/02/25
作業中断してスミマセン・・・。
この作業を’72KGと同時に進めたかったので・・・。
まだ張り込みはしていませんが、これで週明けにF&Rガラスの組み付け作業ができるようになりました!
’72カルマン復活Project!
2012/02/25
リアトレイの上にはレザーを巻きます。
だがしかし・・・オリジナルの芯はヨレヨレ〜で再使用不可・・・。
という事で、心から作りなおしています。
レザーを巻き取り付けると・・・Oh〜〜イイじゃありませんか!
オーナー様へ
今日はスタバご馳走さまでした〜♪
久しぶりのちっちゃいエンジン!
2012/02/25
さぁ〜分解を始めますよ〜♪
先ずはエンジンハンガーに掛けて、カバー類を外していきます。
クランクプーリーは必ずセンターハブに引っ掛けて引き抜きます。
まちがっても外周にかけてはダメダメですよ〜〜。
今日はココまで。
オイルを抜き一晩おきましょう!
久しぶりのちっちゃいエンジン!
2012/02/24
数年ぶりのちっちゃいエンジンのO/H作業です!
普通に乗れていたエンジンですが、オイル漏れがあり思い切ってO/Hという事になりました。
何事も早いほうが良いわけで、走行不能になってから作業するよりもお安く済むことが多いんですよ!
先ずはエンジンを降ろしてクラッチのチェックをすると、マズマズ問題無さそうですね。
組み上がるまで細かくご紹介していきましょう!
’71Westyの納車整備!
2012/02/24
大変お待たせしました・・・今日から作業スタートです。
先ずは劣化していたトリムフレームの交換ですが、外してみるとやはり下側のペイントとの境が出てしまいます。
という事で、ドアウィンド廻りのリペイントに本日旅立ちました!
ドアのインナーパネルを外して中を見ると・・・Oh〜〜やっぱりUSAモノはサビが無いですねぇ〜〜!
HONDA様のBUS!
2012/02/24
明日は天気が崩れるとか・・・急遽ボディーの仕上げを行ないました!
今日は一日暖かく、絶好の洗車日和!!
ピカピカにしておきましたよ〜〜♪
日曜日、お待ちしてま〜す。
’72カルマン復活Project!
2012/02/24
「明日、完了するかも・・・」・・・ゴメンナサイ・・・大ウソつきました・・・。
最大の課題!??・・・メーターの取り付けが残ってました。
オイルテンプ&プレッシャーはいいとして・・・問題はタコメーターの取り付け位置ですね。
見やすい位置としてはココ(写真中央)なんですが・・・どうやって固定するか・・・。
さぁ〜〜コヤツをどう料理してやろうか・・・悩んでます・・・。
’72カルマン復活Project!
2012/02/23
きれいに磨いたルームランプ、バイザー、コートフックも取り付け完了!
ドームランプも点灯!
フロントフード内には「YANASEプレート」も張り付けました。
まだもうチョット細かいパーツが残っていますが、すには取り付け完了するか・・・したいですね・・・。
’72カルマン復活Project!
2012/02/23
写真はルーフチャンネルのモールです。
表面のクリアーが曇ってしまい、コレいくら磨いても光りません・・・。
という事で、クリアー層を剥がしてからゴシゴシとポリッシュいたします。
写真中央のモールを見比べていただくと違いがお分かりいただけるかと!
やっぱりこのモールがあるとウィンドまわりが締まりますね!!
’72カルマン復活Project!
2012/02/21
そろそろ書類も揃うころだと思いますので、細々したパーツの組付けをはじめました。
ルームミラー、バイザー、バイザークリップ、コートフックなどなど、先ずは40年の“アカ”を落としましょう!
歯ブラシを使いアルカリ洗剤でゴシゴシ・・・ゴシゴシ・・・Oh〜〜素晴らしいです!
これらのパーツは当然純正品ですから、できるだけキレイにしたいですよね!
ヤナセ物最終年式カルマンギア復活PROJECT
2012/02/21
ショートしていたバルブホルダーを修正しました。
プラス側には収縮チューブを巻き、グラついていたベースは樹脂で固定。 これで解決でしょう!
ヘッドライトを取り付けていざスイッチON・・・Oh〜〜パーフェクト!!
リアの配線も処理が終わったので、サウンドボードを取り付けました。
ジェットヒーターでしこたま炙ったおかげで、かな〜〜り良い感じになりました。
使える物は再使用!・・・コレ基本です!!
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