現在進行中のフルオーダー&レストレーションプロジェクトの進行状況をリアルタイムでお届けしています。

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もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

お次はオーナー様より追加作業頂きましたメーター類の取り付けです。

インパネが加工されていたのですが、今回は大々的な板金ペイントを避けスペシャルパネルを製作して対応する事に!

写真左はアルミパネルから切り出し穴加工を行ったメーターパネルです。

これをネジ止めしてはカッチョ悪くなりますが、裏側の小細工で取り付ける事に!

ペイントしてから全てのメーター類を取り付けるとこんな感じです。

なんやかんや時間掛かってしまいましたが、何とかまとまったと思います。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

ミッションマウントはF&Rとも交換しました。

そしてエンジンも車載完了です!

すでにベンチで火は入れてありますので、ナンバー取得後にキャブのセッティングを行いましょう。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

足を組んでいざ車載開始!!

そうそう、すっぴんだったミッションケースですが、オーナー様のお住まいの気候を考慮して重防錆ペイントを行っておきました。

いつもは組む前にペイントするのですが、ナット類で傷が入るのを防ぐため全て組んだ後にペイントしました。

全ての作業にはそれなりの意味があります。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

ここまで来るとチャッチャと組んでコンプリート!

バックラッシュ調整時の写真・・・撮り忘れていたようです・・・すんません・・・。

ちゃんと良い数値で組んでありますのでご安心ください!

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

そして念のためにノーズコーン側もこのように削ります。

適用年式のノーズコーンと比べるとよく分かると思います。

スラストプレートとミディエイトの間にもガスケットを製作していれます。

間違っても既製品のペーパーガスケットを使ってはダメダメですよ。

何故か?・・・ナイショ♪

全てのクリアランスを確認してノーズコーンを取り付け、ホッケースティックの動きを再確認して完了となります。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

ホントは詳しく書きたくなかったのですが、貴重なミッションを壊してほしくないのでベアリングとノーズコーンの関係を詳しくお書きします。

先ず写真矢印の部分をご覧ください。

ボールを支持している樹脂のカラーが出っ張っています。

ノースコーンを当ててみるとすき間があるでしょ。

これだけ隙間があっても相手は樹脂なので潰れてしまい隙間は無くなりオイル漏れもしません。

だがしかし・・・ノーズコーンの中ではペッちゃんこになった樹脂のカラーが悲鳴を上げているわけです・・・キャ〜〜♪

それを避けるためにレース用の補強パーツとして販売されているスラストプレートを使います。

もちろんベアリングの保持にも一役かいますので、八百屋はこれ使ってます。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

3−4速のシフトフォークに若干摩耗がありましたので、TIG溶接して肉盛り&研磨してリペアーしました。

そしてフォークジグを組み各部動きのチェック、フォーク位置の調整を行いました。

まったく異常無しです!!

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

各ギア、シフトメカニズム系に問題は無く、シンクロリングの交換で済みました。

かなり優秀ですね。

ノーズコーンの組み間違いで壊さなければ良いミッションだったと思います・・・残念・・・。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

お次はデフケース内部寸法の確認作業です。

以前にも数回お伝えしていますが、この年式のミッションはファクトリーで組み間違いしてあるミッションがあり、「ディーラー車だから」とか「高年式だから」大丈夫は通用しません!

この年式だからこそ疑ってかかります!!

写真は専用TOOLをセットしてデフ内寸法の計測を行っているところです。

結果は・・・合格でした!

これはあくまでも結果論、測定してみなければ分からないという事です。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

ブッシュ圧入した後に横穴掘って、最後にリーマーで仕上げます。

仕上がったロッドホールが写真中央です。

くどいようですが・・・けっこう面倒です。

バラバラになったメインシャフトボールベアリングは純正新品に交換しました。

この年式のベアリングはまだ純正が入手可能なんですが、いつまで続くか少々心配・・・。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

インターミディエイトは3−4速のシフトロッドホールにガタがあり、いつものブッシュ加工を行いました。

オーバーサイズに下穴を開け、ブッシュを削り出し、ハウジングに圧入します。

毎度毎度くどいようですが・・・文字にするとこれだけですが、これでいてけっこう時間の掛かっる面倒な作業なんです。

1−2速側は「無問題」です。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2019/04/29

作業は先ずパーツの洗浄からです。

八百屋の修業時代、先輩から叩きこまれたのが「キレイにしろ」でした。

洗浄後に各部パーツのチェックを行い、ピニオンにベアリングを組み込みました。

ベアリングは再使用可能な良い状態でしたよ!!

目覚めよロクロク!36年の長い眠りから!!
2019/04/28

オーナー様のご希望で、ホイールは基本パウダーコートで仕上げ、リムにはボディー色をペイントしたツートン仕上げです。

それにホワイトリボンタイヤを合わせると今感じです!

バンパーも組付けて良い感じに仕上がってきました!!

目覚めよロクロク!36年の長い眠りから!!
2019/04/28

写真を見て下さい。

良くできました賞を頂きたいぐらい上手に仕上がりました!

これ、ヘリサート入れてません。

オリジナルのメスネジを完全に再生いたしました!!

ここのネジは角度が変わるとボルト締めた時の落ち着きが変わるんで少々こだわりました。

ホッと一息・・・笑

目覚めよロクロク!36年の長い眠りから!!
2019/04/28

バンパーステーは変形がひどかったので交換となりました。

防錆処理もしっかり行っておきましたね!

さて・・・分解時にボルトがブチブチ切れてしまったオリジナルバンパーパイプ・・・リペアーせねばなりません・・・。

出来るだけオリジナルのメスネジを再生したいので技くれました!

折れたボルトのど真ん中に穴を開けるのはけっこう神経使うんですよー!

目覚めよロクロク!36年の長い眠りから!!
2019/04/28

ヘッドライトはハロゲンに変更して組付けました。

6ボルトのハロゲンバルブでも15000カンデラぐらい上がる事もありますから、けして暗い事はないですよ!

電圧降下等で光度が上がらなくなっていても、電源回路にリレーを入れる事によって改善可能です。

バンパーパーツの下処理も進めました。

リテーナープレートはオリジナルをブラスト処理してからリペイントしました。

目覚めよロクロク!36年の長い眠りから!!
2019/04/28

左フロントフェンダー&リアエプロンのペイントが完了!

早速組付けを進めました。

パテ割れしてバキバキだったフロントフェンダーでしたが、今回はパテをほとんど使っていませんので割れは起きないと思います。

リアエプロンは・・・もしかしたらですが・・・今回は仮板金という事でご理解ください。

新潟の人・・・T−3編
2019/04/28

長い長い下処理もやっと完了し、もうチョイでペイントが仕上がります!

最後の磨きと細部確認なのでGW明けには引き取り出来るでしょう!

まだまだ作業はテンコ盛りですが、ここまで来るとホッと一息といった感じですね!!

新潟の人・・・T−3編
2019/04/28

という訳で、困ったときの神様、仏様「GetOver様」!!

早々に左右フェンダーを剥離して頂き下処理を行いましした。

剥離後に防錆処理を行い、面修正をしてペイント屋さんに持ち込みました。

ドタバタの数日間でしたので写真を撮り忘れて数枚しかなかった・・・泣

新潟の人・・・T−3編
2019/04/28

前周りまでペイントが入り、残すはリアフェンダーのみとタカをくくっていたのですが・・・大事件。

リアフェンダーの作業が進んでいない・・・。

ペイント屋さん曰く「これも剥離必要ですよね・・・ドアと同じ羽目になりそうで・・・」確かにその通りでございます・・・。

上に続く↑

新潟の人・・・T−3編
2019/04/28

下処理の完了したフロントフェンダーをペイント屋さんに持ち込みしばし待つこと数か月!??

その間にフロントフード、リアハッチ等は下処理を行ってくれていてペイントも入っていました!!

新潟の人・・・T−3編
2019/04/28

全ての面修正が完了した左フェンダーです!

腐食部分は全て張り替えましたので、パテの厚塗りはございません。

新潟の人・・・T−3編
2019/04/28

あまりお見せしていない裏側もチラ見せしちゃいましょう!

裏側のビードは削りませんので、どこをどう溶接したか分かると思います。

ウェットブラスト処理を行ったフェンダーは防錆処理も楽ですね!!

クロっぽいのが第一段階の防錆処理になります。

新潟の人・・・T−3編
2019/04/28

アウターパネルの溶接が完了!

パネル張替えを行った上部の内側には防錆剤を塗布してあります。

そして面修正です!!

新潟の人・・・T−3編
2019/04/28

泥跳ねと言えば当然下側も腐食します。

上側もそうなのですが、下側も2重構造になってるのでなお更泥が溜まりやすくなってます。

今回のフェンダーはインナー&アウター共にOUT・・・。

パネル製作しての張替えとなりました。

先ずはアウターを切開してから内側の状態を見て切開の範囲を決めます。

そして型紙からパネル切り出し&整形をして張替えとなります。

新潟の人・・・T−3編
2019/04/28

えらい遅い年明けとなってしまった・・・。

左フェンダーパネル張替えの続きです。

T-3フロントフェンダーのウィークポイントがココ、フェンダー上部の角っこ。

タイヤで跳ね上げた泥が溜まりやすく、溜まった泥が湿気を持ち腐食に繋がります。

今回も例外なく腐食・・・しかもすでに手が入ってる・・・。

切開してパネル製作(T-3用のリペアーパネルは存在しません)張替えとなります。

ポルシェ356BエンジンO/H!
2019/03/27

車載が完了!

エンジンの各部調整後に試運転を繰り返しながらセットアップ。

本来の性能を取り戻すことができ、オーナー様もご満悦でした!!

ポルシェ356BエンジンO/H!
2019/03/27

エンジンカバー類&補機類を組み上げ、車載準備完了!!

ポルシェ356BエンジンO/H!
2019/03/27

昨年、色物のパウダーコートをとっても面倒み良く施工して頂ける業者様とめぐり合い、今回もエンジンカバー類は全てパウダーコート仕上げとしました。

耐久性抜群です!

クーリングファンもブラスト処理後にペイントして再使用しています。

ポルシェ356BエンジンO/H!
2019/03/27

DLC加工をしたロッカーを組み込み、ロングブロックエンジンの完成でーす!

「調子よく回るんだぞー」と念を込めてバルブクリアランス調整!!

ポルシェ356BエンジンO/H!
2019/03/27

高さを揃えたシリンダーにピストンをセットして、いざケースにON!!

ここまで来ると「積み木」の要領です。

注意:マシーン加工をしていないエンジンパーツは積み木にあらず。

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