現在進行中のフルオーダー&レストレーションプロジェクトの進行状況をリアルタイムでお届けしています。
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新潟の人・・・T−3編
2018/07/30
クラック、欠損しているカバー類をスポット溶接機で修正していきます。
同時進行のT−1のカバー類も修正しているので、なんかとっても時間が掛かってる・・・Oh〜〜・・・。
クロっぽいのは防錆プライマーを吹いたところです。
台風前の慌ただしい作業でした・・・ちかれた・・・。
新潟の人・・・T−3編
2018/07/30
T−3のシリンダーカバーは必ず取っていいほどここにクラックが出ています。
よほどストレスが掛かるのでしょう・・・。
という事で、裏側に補強版をスポット溶接してから表面のクラックを溶接修正いたしました。
これで再発は無いと思いますよ!
新潟の人・・・T−3編
2018/07/30
コンディションが良いと思っていたYANASEモンのシリンダーカバーでしたが、分解してみたらどこぞの大バカ者があっちこっちぶった切ってやがり・・・スミマセンつい興奮してしまった・・・再使用をあきらめました。
手持ちのカバーはシングルポート用しかないので、これを加工して使用する事にしました。
ほとんど荒れたところはないので、かえってこちらの方が簡単でした!
先ずは余分の部分をカットしてエンジンに仮組し、キャブレターを載せてクリアランスの確認です。
必要な分だけカットすればよいので、これを数回繰り返し良い感じになりました!!
インターメカニカのギアBOXリビルト!
2018/07/30
お次は1速のギアを点検してみると・・・コーンの部分に波うちが・・・シンクロリングを入れてみるとギッコンバッタン・・・まるでシーソーです。
という事で、純正おNEWに交換いたします。
同じく1−2速のスライダーハブにも段付きの摩耗&スプラインのガタがあり交換と相成りました・・・。
この二つの純正パーツはバグスポの歴史とともに有ったパーツで、当時YANASEのご近所だった頃、YANASEの部品課で購入した一品です。
さて・・・まだ要交換パーツはあるのかな・・・???
インターメカニカのギアBOXリビルト!
2018/07/30
今回のオーバーホールに合わせて3速&4速のギア比変更をご依頼いただきました。
使用するギアは3速が1.31、4速が0.82で、高速巡行楽々仕様でございます!
シンクロコーンは新品にしたかったのですが、発注先の在庫が無く9月の入荷予定との事・・・待ってられないので、バグスポ中の在庫をひっくり返してコンディションの良いコーンを2個ご用意できました。
通常は圧入して完了なのですが、「オーナー様にどのような乗り方をなさってますか?」とお聞きしたところ、驚愕のお返事を頂きました。
「2速に入れた後はアクセルを緩めないけど・・・なにか?」ときました!
当然ハブの溶接を行いましたとさ・・・Oh〜〜・・・。
’62 YANASEモン 23W
2018/07/30
写真左&中央はチャツナッツブラウンにペイントしたんじゃありませんよ〜〜(笑)
これ防錆プライマーです! 強力です!!
そして上に塗ったのがサフェーサーです。
二手間多いですかね・・・汗
’62 YANASEモン 23W
2018/07/30
ウェットブラストが完了したカーゴドア上部をサンディングしました。
仕上がったままだと少々ザラツキがきついので、いつもサンディングしています。
お次はやたらと開けられた訳の分からない穴・・・「ナニしたん??」って聞いてみたい・・・。
ピンホールも含めて穴埋めを行いました!
’62 YANASEモン 23W
2018/07/21
サイドカーゴドアは再使用する部分のみウェットブラストを掛けて剥離いたしました。
この複雑な構造の部分をキレイに剥離するにはウェットブラストが一番でしょう!
毎度お世話になっています石岡のGETOVER様、いつも丁寧な作業ありがとうございます!!
小さなピンホール、歪み等ございますので、修正後にプライマーを入れます。
それまではエアコンが付いている事務所で保管しましょう!
インターメカニカのギアBOXリビルト!
2018/07/21
測定した数値からシムの厚みを決め組付けました。
バックラッシュ調整も同時に行ったのですが、なんと!今回一発で決まりました
クルクル回した感触、音もとってもGoooooodでした!!
インターメカニカのギアBOXリビルト!
2018/07/21
リング&ピニオンの組付け準備です。
今回使用するR&Pは社外品のため(ついにメキシコ純正はNLAのようです)ピニオンギアの突き出し量を決める表記がありません。
無いからといってあてずっぽに入れるわけにはいかないので、ある方法を考え出し計算でシムの厚みを割り出しました!
先ずはIRS用のマンドレルを使いピニオンギアまでの距離を測定して数値を出します。
新潟の人・・・T−3編
2018/07/21
写真左がフラップのリンケージです。
サーモスタットを使用してフラップを開閉させるためのリンクです。
これが付いていると冬場のエンジンの暖機にとても役立つんです。
オーナー様のお住まいの環境を考えますと必要と判断いたしました。
そしてヒートエクスチェンジャーもYANASEモンのものを使用します。
T−3用のエクスチェンジャーには保温材が巻いてあるのですが、融雪剤に対して錆の発生が少々不安なような気もします。
さてさてドーーーーすっぺ・・・東北の業者さんに相談してみますね。
新潟の人・・・T−3編
2018/07/21
エンジンのカバー類、クーリングファン、その他もろもろの補機類を取るため、貴重なYANASEモンのエンジンを分解いたします。
「この汚いのがお宝??」と疑う方もいるでしょうが、リプロパーツがほとんど無いT−3エンジンの場合、どれだけコンデイションの良いパーツが使えるかがとても重要なんです。
アメちゃんからのエンジンにはほとんど付いて無い写真中央のフラップ&開閉用のリンケージが欲しかったのでご用意しました。
分解後にオイルクーラーの内部洗浄を行いました。
汚れはさほど酷くなかったのです!!
もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/07/21
44IDFはチトでかいような気もしますが、オーナー様の手持ちのキャブですから一度トライしてみましょう!
だがしかし・・・マニホールドは変に削られていてフランジが薄くて再使用はあきらめてください。 要交換です。
リンケージもこのマウントは貧弱で、アクセルONの時に歪みが出て同調が狂います。こちらも要交換です。
もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/07/21
エンジンカバー類の仕込みを進めています。
ファンハウジング、シリンダーカバーは洗浄しておいて頂いたので楽チン!でした。
その他は・・・Oh〜・・・先ずは油汚れを落としましょ!
発電機のスタンドはジェネレーター用でしたのでこちらを使用します。(赤矢印)
もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/07/15
オイルクーラーの中身を洗浄しました。
ポンプで灯油を送り中身を洗い流したのですが、もちろん最初からこんなキレイなわけもなく、真っ黒クロスケなのがドバッ♪っと・・・Oh〜〜・・・。
シール類ですが、お預かりしていたガスケットセットはほとんど使いませんでした。
怪しげなシールなんで・・・スミマセン。
もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/07/15
こちらも同じくロッカー廻りの組付け&調整を行いロングブロックの完成でぇ〜〜す!!
ベントチューブの溶接・・・見れば見るほどきったねぇ〜〜・・・進化の痕跡無し・・・。
新潟の人・・・T−3編
2018/07/15
ロッカーを取り付けバルブクリアランスを調整しました。
ヘッドカバーはベントチューブを溶接してペイントしてあります。
そしてお気に入りのヘッドカバーガスケットを接着してから組付けて、ロングブロックの完成でぇ〜〜す!!
’67 21W
2018/07/15
塗り残していたパーツをペイントしました。
ボディーモールにはエンドプレートを取り付けました。
これって尖がった部分の処理はどうするのがオリジナルなんだろう??
横浜の鉄工所さ〜ん、教えてくださーーーい!!
インターメカニカのギアBOXリビルト!
2018/07/15
結果からお書きします。
OUT!
何がどうとか書いていたら大変な事になるので、オーナー様にお伝えするまでとします。
写真は今回交換するパーツです。
メインケース、ミディエイトハウジング、各ベアリング類、3.88R&P、3速&4速のギア比変更などなどとなりました!
こりゃ大変だぁーー!!
インターメカニカのギアBOXリビルト!
2018/07/10
新しいプロジェクトをご紹介しましょう!
ご常連のお客様よりギアBOXオーバーホールのご依頼を頂きました。
かな〜りやる気満々のオーナー様のため、ご自分でエンジン&ミッションを下ろしてお送りいただきました。
よくまぁ〜降ろせたもんですよね〜〜!お疲れさまでした。
症状としては走行中速度に合わせてうなり音がするという事でしたので、原因はたぶんリング&ピニオンにあるかと予想はしていたのですがなんとドンピシャ♪
リングギアにクッキリと段付きのあるライン発見!
だがしかし・・・どうもこれだけでは済まなさそうな・・・キナ臭い香りがアチコチからプぅ〜〜〜んと・・・Oh〜〜〜・・・。
はてさてどうなる事やらという感じでございます。
’67 21W
2018/07/10
張替え用のシートカバー、ドアパネル一式が入荷いたしました!
カラーはもちろんコモグリーンでございます!
先日、ステアリングをペイントしようと準備していたのですが、ホーンボタンを確認したところコンビ用のものが付いていたようです。
真っ黒クロスケでクレスト無しでした。
DXですから写真右のようなクレスト付きが良いと思いますが交換なさいます?
そうなるとホーンボタンに合わせてステアリングをペイントしなければなりません。
ご検討くださーーい!!
’67 21W
2018/07/10
ステップモールのポリッシュを行い、ボディーにセットいたしました!
使用しているタッピングは全てステンレスで、穴側にも防錆剤を塗りながら締めています。
50年以上前の事とはいえ、こんな取り付け方法していたら錆だって出るわな・・・。
せめて取り付けのマテリアル、防錆ぐらいは進化した形で組み立てたいですよね
新潟の人・・・T−3編
2018/07/10
バグスポではチューブにシールを接着して一晩以上置きます。
内外共にシールが若いとグニャグニャとシールが動いてオイルのれの原因になる事があるからです。
いつも「漏れるんじゃねぇーぞ!」と半部脅しのような祈りを込めてます!(笑)
新潟の人・・・T−3編
2018/07/10
8ピン加工後にエンドプレイ調整を行いました。
エンドプレイ調整は手に持っている3枚のシムを使いクリアランスを調整していきます。
厚みの違うシムを組み合わせて行います。
難しい作業ではありませんが、神経は使います!
新潟の人・・・T−3編
2018/07/10
またまた同じくエンドプレイ調整を行おうとフライホイールを手にすると・・・アリャ!・・・穴が足りない・・・。
そうなんです。 クランクシャフトを8ピン加工がなされているのに、フライホイールの8ピン加工を忘れてた・・・。
という事で、冶具を使いフライホイールの8ピン加工を行いました。
新潟の人・・・T−3編
2018/07/10
こちらもオイルサンプを本組しました。
オイルラインと取り出しはこんな感じになります。
IN&OUT共にEARL’sのフィッティングを使い、オイルフィルターハウジングまでホースで繋ぐようにいたします。
もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/07/10
ピストンの内側に必ずある切削のバリを削り、リングを組んでシリンダーにセットします。
さぁ〜いよいよロングブロックに向かって本組を進めますよーー!
もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/07/10
本組の前にプッシュロッドチューブの締めシロを確認します。
最近お気に入りのステンを使おうとシールを入れて仮組してみました。
ちょうどイイ塩梅の締めシロになりましたね!
緩ければオイル漏れの原因になるし、きつければチューブが裂けてしまうかもしれません。
イイ塩梅! これが一番!!
もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/07/10
お次はシリンダーのチェックです。
ここ数年・・・各メーカー全てのボアKITに高さの違うシリンダーが混ざっています。
今のところ例外はありません! 全てです。
こうなると自己防衛策を考えなければならず、そのつど高さを計り隣り合うシリンダーの高さを合わせています。
写真中央と右の指数を見てください。 0.04mmの違いがあります。
これを大とするか小とするか・・・はたまた無視するか・・・こんな事は知らないか・・・組み手の考え方ひとつですかね・・・。
もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/07/10
加工を行ったオイルサンプを本組!
お次はクランクシャフトのエンドプレイ調整です。
エンドプレイとはクランクシャフトの軸方向の規制で、調整値は0.07mmです。
エンドシールはすでにNLAになってしまった純正シールです!
残り約9個・・・Oh〜〜・・・。
’62 YANASEモン 23W
2018/06/17
全くノーダメージだったわけではないので、アチコチを矯正しておNEWのアウターパネルに合わせてます。
アウターパネルも通常出回っているサイズより長いパネルをご用意してあります。
インナーフレームの錆による欠損部分ももちろん用意してありますからご安心を!
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