現在進行中のフルオーダー&レストレーションプロジェクトの進行状況をリアルタイムでお届けしています。

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’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/15

途中の写真・・・撮るの忘れてしまいました・・・。

という訳で、いきなりステーキ!

ではなく、いきなりコンプリーーーート!!

そして、いきなり車載!!!

最近のコンプレッサーのステー・・・寸足らずなんですよね・・・。

この隙間、ネジを締めこんでも寄りません。

という事は、長年の仕様には耐えられず、たぶん割れます。

対策考えます!!

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/15

バルブカバーはブラスト処理後に特殊ペイントして仕上げてあります。

そしてガスケットは八百屋お気に入りを使用!

キャブレターの安全対策も行いました!!

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/15

吹き出し口のダクト等をリペアーした後パウダーコートが仕上がったファンハウジングにオルタをセットしました。

お預かりしたレギュレーターも交換してあります!

プーリはセンターの穴が変形していたので交換しましたね。

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/15

ピストン&シリンダー、プッシュロッドチューブを組付け、ロッカーもセットしてロングブロック完成でーーーーす!

プッシュロッドチューブはステンをチョイスしました。

これでサビともおさらばでございます!

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/15

ロッカー廻りは洗浄してからネジ山の修正等を行い組み直しました。

アジャスターボルトの当たり面は、驚くほどコンディションが良く修正だけで再使用OKです!

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/15

八百屋がエンジンを組んでいる間に、HIROにはボディーの整備をしてもらいました。

ガス漏れしていたフューエルタンクは一度外して修理しました。

足回り、ブレーキ周りもリフレッシュしましたので安心してお乗り頂けると思います。

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/15

追加オーダー頂きましたオイルサンプも取付完了です!

もちろん吊るしのままは取り付けしませんよー!!

サンプの取付穴を広げて、フランジナットをこさえて取り付けてありますからガッチリです。

そしてバカ下穴(止めが無くスルーです)のサンプに6mmスタットボルトをセットするにはこの方法がベストです。

ネジロックを入れたスタットボルトをスプリングワッシャー&ナットで固定します。

これでドレーンプレートを外す時にスタッドが緩むことはありません!

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/15

ショートブロックまで組み上げたところで圧縮比計算してない事に気が付き・・・慌てて測定。

ほんの少しですが圧縮比が上がりました。

7.8:1です!

続いてピストンリングギャップを計ってみました・・・というより比べてみました。

マーレーの方が0.2mmも狭い!!

当然交換させて頂きました。

’67 21W 
2018/04/15

整形したひび割れの部分はこんな感じになります。

下塗りはある特殊塗料を使おうかと思いますが、先ずはメーカーに確認してみる事にします。

上手くいけば今まで以上に耐久性が上がるはずなんですが・・・さてさて・・・。

BUSは小物のペイントが多くて大変です・・・。

全てブラスト処理を行いプライマーを塗ってあります。

’67 21W 
2018/04/15

スカイルーフウィンドシールにはシリコンシールを使用して雨漏れ防止対策を行いました!

お次はステアリングのリペアーです。

アチコチにひび割れが出ているため、先ずは割れた部分に樹脂を流し込み整形していきます。

Return to Air−cooled 
2018/04/15

フロントバンパーの取付完了!

ミラーはオリジナルのボディーに800Rのラウンドミラーをセットして広く見えるようになりました!!

さぁ〜いよいよ作業も大詰めになってまいりました。

19日にダッシュパットのリペアーを行い、そのあと予備検査取得の準備に入りますね。

Return to Air−cooled 
2018/04/08

誤入荷で取り付けが遅れていたF&Rバンパーが入荷しました!

早速リアから取り付けました。

フロントはブラケットのペイント準備中です。

’67 21W 
2018/04/08

写真左は組み上がったワイパーモーターです。

フレームもペイントしたのでキレイになったでしょ!

リアハッチ、サイドウィンド、スカイルーフウィンドを組付けました。

少しづつですが形になってきました!!

’67 21W 
2018/04/08

新発見!ギザに続くピラミッド群!!

じゃございません・・・。

この円錐形の物体はアーマチュアシャフトのセット位置を決めるブッシュです。

左のとんがった奴がオリジナルで、かなりチビレテいます。

こんな部品が販売されていませんから作ります!

適正位置に収まるとモーターを回した時の音もとっても静かになります。

続いてコンミュテーターも旋盤でブラシの当たり面を修正いたしました。

細々した作業ですが、この先お乗り頂くうえできっといい仕事をしてくれると思いますよ!!

’67 21W 
2018/04/08

続きましてワイパーモーターをオーバーホールいたしました!

モーターより香ばしい香りがしていたので念のために開けてみたのですが、モーター内部の配線がご覧のように焦げ焦げです。

これじゃいつショートするか分からない・・・怖!

分解して正解でしたね!!

’67 21W 
2018/04/08

テール周りの配線の続きです。

エンジンルーム内の配線は熱のためか傷んでいることが多く、被覆もカッチカチやでー!

という事で、エンジンルーム内の配線を引き直したわけです。

これで接触不良なんていうトラブルとおさらばでございます!

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/08

いよいよ本組です!

先ずケースを合体させてからエンドプレイ調整を行います。

エンドプレイとはクランクシャフトの前後方向のスラスト量を言います。

薄いシムを3枚ほど使い前後方向の動きの規制を行うんです。

理想の数値は0.07mm! コピー用紙の厚みが約0.1mmですからとってもタイトな事がお分かりいただけると思います。

そしてお次はシリンダーのチェックです。

5個・・・5気筒?? サンタナじゃあるまいし、っんな訳ないです。

ここ数年、4個セットのシリンダーの高さが全部違うという珍事が続いています。

ケース&シリンダーヘッドの面を整えてもシリンダーの高さが違うんじゃお話になりません!

という事で、バグスポでは自己防衛のためドナーのボアセットを用意して高さを揃えて使用しています。

こんな事しないで組める日が来ることを切に願う今日この頃・・・Oh〜〜・・・。

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/08

お次はオイルフィルター付きポンプに変更するため、各部のクリアランス確認とスタットボルトを長いものに変更します。

カートリッジフィルターは取り付け可能なエンジンにはお勧めのアイテムとしています。

オリジナルの「茶こし」じゃ頼りないですからね・・・。

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/08

クランクシャフトをケースにセットしてカムのバックラッシュを見てみました。

結果はとってもGoooooooooooood!!

理想的な数字です!!

だがしかし・・・転ばぬ先の杖という事で一工夫します。

いつものカムギアの補強作業ですね。

なんでそんな事するの??と思われる方もいるでしょうが、リベットが緩んでいたカムを何個も見てきた八百屋にとっては必須の作業になります。

リベットの間4か所をネジ加工してからカムギアを少しだけ沈めてボルト止めして完了!

これで安心です。

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/07

そうこうしているうちにコンロッドのリストピン交換が仕上がってまいりました!

クランクシャフトも本組まで行きました!!

もちろん仮組したのですが・・・写真撮り忘れてしまった・・・すみまそん・・・。

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/07

コンプリートに組み上がったシリンダーヘッドです!

とってもビュ〜ティフォ〜でしょ!!

シリンダーの座面もフライカットして面修正してありますので、シリンダーの座りもGoooooooooDです!!!

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/07

お次はバルブのすり合わせです。

刃物でカットしたシートとグライディングで研磨したフェースとのすり合わせを行い座りを良くする作業です。

コンパウンドを塗りバルブラッパーでスリスリすると座りが良くなるわけです。

光明丹で最終チェックを行いヘッドに組み込みます。

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/07

そしてお馴染みのバルブリフェーサーにてバルブフェース&バルブステムの研磨を行いました。

とっても古い機械ですが、味があって八百屋的には大好物の機械です!!

’76キャブレター最終年式のエンジン&ミッションO/H
2018/04/07

ピンホールの開いたヘッドは再使用をあきらめ、同じバルブサイズのヘッドをご用意いたしました。

洗浄6ブラスト処理後に作業再開!

先ずはバルブガイドの交換を行い、バルブシートカットを行いました。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/04/07

カットタイプのプッシュロッドのチェックを行いました。

純正のプッシュロッドでも0.1mmぐらいのバラツキは普通にありますから、よほどのことでは驚きません!

だがしかし・・・奴らは手強かった・・・Oh〜・・・。

エンドキャップにダイヤルゲージを当ててクルクル♪回すと長さが変わる!???

っんな訳ねぇ〜だろ〜・・・ありました・・・。

頭振ってます。

Vブロックで確認すると・・・OUT・・・。

別のメーカーに変更します。 USA手配のため少々お時間下さい。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/04/07

プッシュロッドの、メジャーリングTOOLをセットしてロッカージオメトリーの確認を行っているところです。

どうもオリジナルのロッドでは役不足のようです・・・。

アルミのカットタイプに変更する事にします!

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/03/28

もったいぶった書き方をしてしまいましたが、要するにロッカーシャフトをクリップではなくカラー&ねじ止めにするって事です。

先日も同じ仕様を製作しましたが、少しだけ進化??させました!

どっちが良いという事ではないように(結果論ですが)思いますが、見た目はこっちの勝ち!??

何を意図しているかと言いますと、「純正チョイ足し」でございます!

多少ヤンチャな走りをしてもトラブルにならないよう補強の意味です。

社外品でこのKITありますが、シムで調整するのはメンドクサイ&後でクリアランスが必ず広がる、シャフトは穴がデカすぎて左右に振る・・・あまり良い印象がございません。

という事で、手間を惜しまず手作りしてるわけです。

OHVエンジンの宿命ともいえるやっかいなバルブ開閉機構・・・良い方向になることを期待しましょう!

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/03/28

組み上がったクランクとカムをセットしてケース合体!

シリンダー下に座布団を敷いてデッキハイトを測定してみたら、イイ感じの数字になってました。

お次はヘッドを載せてロッカージオメトリーの測定を行うのですが、その前にある物をモディファイします。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/03/28

このロッドはオリジナルの311に比べ77gも軽いんですよね!

頭を軽くしたいためこの仕様にしているわけで、一役かってくれました!

クリアランス測定後にクランクシャフトに組付け、仮組の準備完了です。

もう一度VWに乗りたい!…北の国から
2018/03/28

エンジン仮組の準備に掛かります。

先ずはクランクシャフトから。

今回使用するのはCBパフォーマンスのクランクなのですが、オイルホール加工後のメクラ蓋に使用しているイモネジはまったく増し締めされていません。

レンチを掛けるとスルッ♪っと回ります。

もしですよ・・・このまま組んでしまい走行中にネジが抜けてしまったら・・・オ〜マイガァーー!

心当たりのあるお方・・・迷わず分解しましょう。

内部を清掃してから(以前キリコが入ってました)ネジロックを塗り増し締め完了!

写真右は今回使用するストローカーロッドです。

新潟の人・・・T−3編
2018/03/28

キャブレターがほぼ完成いたしました!

しっかりしたキャブに生まれ変わったと思います!!

細かい調整はエンジン始動後になりますが、きっと良い仕事をしてくれるでしょう。

ソレノイドバルブはおNEWに交換するようにします。

つまらないトラブルは避けたいですからね!

そしてとっても重要なモディファイが写真右のフューエルニップルの安全対策です。

今までにも幾度となくご紹介してまいりましたが、つい先日もT−3SQBのお客様のエンジン調整中、お客様の目の前で抜けました・・・もちろんそのままお預かりしてネジ式に変更いたしました。

これさえやれば抜ける心配はございません!

古いオリジナルキャブをご使用の方々「俺のは大丈夫!」なんてたかを括るのはおやめ下さい。

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